昨日に引き続き7周年記念アイテムのご紹介、第二夜です。

アメリカントラディショナルの歴史を紐解こうとすれば、結局はブルックスに始まりブルックスで終わることになります。1818年、ニューヨークはマンハッタンで創業したBrooks Brothers、これは同時に「アメトラ」という文化の夜明けでもありました。現代においても200年で築き上げた地位は確固たるものですが、今回集められたのは彼らが当たり前のようにアメリカ国内で衣類を仕立てられていた時代の代物。偽りなく、スペシャル中のスペシャル……

Vintage Brooks Brothers Two Piece Suits
198,000 – 264,000 in-tax

ヴィンテージの、デッドストックの、アメリカ製のブルックスブラザーズスーツ、その数なんと15着！しっかり組下、生産国を証明できるタグ付きのグッドコンディションで揃えました。後にも先にもMADE IN USAがこのボリュームで集うことはないでしょう。すべて1970〜2000年代前半ごろに製造された個体で、フランネルの1着以外はアメリカらしい平織りのウールだというのもミソです。ドレスクロージングではありますが、オンオフは問わずに本物のアメリカンクラシックを楽しんでいただきたい。そんな心意気で送り出す珠玉のコレクションです。

Light Wool Oxford in Tan

サイズバリエーション有りでご案内が叶う主軸の2生地は、これぞサマートラッドなタンカラーの軽やかなウールとトラディショナルなチャコールベースのチェックパターン。両者ともにフロント2ボタン、総裏、センターベントのクラシックスタイルです。シルエットはもちろんボックスでナチュラルショルダー。言うことありません。

Wool Shadow Check in Charcoal

お世辞にもモダンだとは言えない深いVゾーンとエレガントなワイドラペルがクラシック派の心をくすぐります。

JFKも締めていそうな小紋柄のシルクレップタイもブルックスブラザーズのヴィンテージ。デッドストックでそれなりに年代も古そうです。ブルックス同士なんで当然と言えば当然ですが相性は抜群。ぜひともネクタイを合わせた3ピースでどうぞ。

タイは全4色。薄い芯地とほどよい太さの剣幅、直感的にカジュアルスタイルにも落とし込めそうだと感じるのは、おそらくアメリカンアクセサリーだからこそ漂う空気のおかげです。ちなみにSS2023で原点回帰を果たしたINDIVIDUALIZED ACCESSORIESのレップタイが表現するのも同じアメリカンクラシック。今なら店頭で新旧並べて楽しめます。

Wool Glen Check in Light Gray

クラシックな2ボタンのスーツを中心に、アイビールックな段返り3ボタンも。

Light Wool Oxford in Olive

こちら3ボタンスーツは背抜き仕様のモデル。パッチポケットが付くようなブレザータイプのジャケットだとフックベントの傾向が強まりますが、スーツのジャケットではやはりセンターベントがベターです。このマットなオリーブが最高に60’sアイビーな雰囲気だと思うのですが、共感してくださる方がいれば嬉しいです。

冬に重宝するダークトーンはどれも1点もの。サイズさえ合えばぜひとも抑えてください。

なんだかまとまりのないブログになってしまいましたが、リアルなアメリカンクラシックスタイルを楽しむのにこれ以上の洋服はないと、それだけは断言できます。発売日以降にまた詳しくブログを綴りますが、全容はぜひとも店頭で。7/7以降であればお問い合わせも大歓迎です。それではまた！

USONIAN GOODS STORE
“7th ANNIVERSARY PARTY”
日時: 7月7日(金) 17-21時
住所: 東京都渋谷区神宮前2-19-16 1F
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