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THE NAVY BLAZER TRUNK SHOW: INDIVIDUALIZED CLOTHING

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 アメリカを想う全ての人の憧れ。バーシティジャケットにボタンダウンシャツ、シャギードッグセーターや地厚なコットンチノパンツ。数え出すとキリがありません。時代も相まって、ドレスアップすることが遠ざかってしまった方も多いと聞きます。それでも、私含め多くのアメリカラバーがこぞって手元に置いておきたいと願うものこそ、MADE IN USAのネイビーブレザーではないでしょうか。その祖とも言えるブルックスブラザーズを初めとして、多くのトラディショナルブランドが国外に生産を移す中、INDIVIDUALIZED SHIRS同様、INDIVIDUALIZEDの名を冠す彼らもまた、MADE IN USAを守り続ける頑固者のひとり。
そんな彼らが手がけるネイビーブレザーを、自分の身体にあわせてカスタムオーダーできるというのだから、贅沢ここに極まれりです。

 ベースとなるのは、ユーソニアンでも常に展開している既製品の定番モデル、”07”。これ以上なくアメリカンクラシックな趣を携えています。トリプルパッチポケットに、3インチ強の広めのラペル。ダーツは無しで、3つボタンの段返り。ドレッシーなジャケットでありながら、カジュアルにも派生させることができる懐の深さは、こうしたディテールを抑えているが故。

議論されることが多い袖ボタンの数。スーツならフロントのボタン数プラス1つが常套手段ですが、ブレザー(スポーツコート)になるとアメリカブランドでも様々です。クロージングのブレザー(スポーツコート)も様々ありますが、このモデルの定番は2つ。この金ボタンも中々ニクイやつで…

クロージングの代名詞とも言える4ッ穴の金ボタン。クレストが入るいかにもなボタンも、もちろん”らしくて”イイんですが、クロージングのこのボタンが堪らなく好きです。

共通のディテールはここまで。6つのサイズ展開、34, 36, 38, 40, 42, 44 の中から軸となるものをお選びいただき、袖丈・着丈が自由に調整ができます。シャツのオーダー同様に、私たちがメジャメントしますので、お任せでも、極まったお好みでも、なんなりとどうぞ!

そして、サイズ以外でカスタムできる要素が3つ。この3つ、大事な要素です。
その1。ボタン。上記でご紹介したゴールドボタンに加え、同じデザインでシルバーボタン、そして無地の樹脂ボタンの3つからお選びいただけます。1920年代に服飾品業界に身を投じたフェインバーグ兄弟が、1968年にニューヨークのガーメントディストリクトに設立したボタンメーカー、TIGER BUTTON COMPANYのもの。なんとボタンまでアメリカ製なんです。


上がゴールド、下がシルバー


シルバーボタン


樹脂ボタン

その2。生地。今回のトランクショーでご用意が叶ったネイビー生地はなんと全部で18種類。アメリカ人のネイビーブレザーにかける情熱がにじみ出たラインナップです。全部並べましたので、カタログ代わりにどうぞ。

1836年にロンドンで創業して以来、世界中の名だたるテーラーへ最高品質の生地を提供し続けてきた、HOLLAND&SHERRY。イタリア・イギリスの名だたるテーラーたちがここの生地をこぞって使うことからも、その品質の高さが窺い知れます。INDIVIDUALIZED CLOTHINGでは、ストック生地の多くがこのHOLLAND&SHERRYだというから、最初に聞いた時はたまげました。しかもこの価格でだせるなんて.…
英国の生地で仕立てられるアメリカンメイドのブレザー。ブリティッシュにルーツを持つアメリカントラディショナルが持ち得る、最高にして最古の説得力です。

シャツでお馴染みのオックスフォード生地は、もちろんクロージングの中でもアメリカらしい生地としてその地位を確立しています。オールシーズンのブレザーを仕立てるのであれば、これで間違いナシ。太鼓判です。


Wool Hopsack and Oxfords
165,000~


Navy Hopsack
176,000-

ブレザーとしてちょっと珍しいウールのツイルも、オールシーズン使える便利な生地。しなやかな光沢で、ホップサックより少しドレッシーなものをお探しの方にオススメしたい生地です。ウェイトがいくつかあるので、軽さでシーズンらしさを追求するもよし。


Wool Twills and Gabardines
165,000~

冬と言えば、フランネル。ここら辺も実にイイですね。春秋冬の3シーズンで使えます。ネイビーと言えど、グレーイッシュなものからダークなネイビーまで、2色展開です。


Wool Flannels
187,000-

ただのフランネルじゃ満足できない!な方にご用意したのが、スパーヘビーなフランネルと、それと同様のオンスを誇るカシミヤ素材。本来オーバーコートに使う生地を特別にブレザー用として使用するので、東京の冬ならこれで乗り切れてしまうかもしれません。ここらへんをシルバーボタンでつくりたい…


Heavy Flannel and Heavy Cashmiers
198,000~

変わり種だとこんなのも。今季の既製品でも展開があった、グレードネガルのネイビーバージョンに、これまたトラッド界隈で人気の高いバーズアイ。どちらもグレーであることが多い生地ですが、こちらはネイビー。


Navy Donegal Tweed and Navy Birdseye 
176,000~

よりカジュアル志向のみなさまには、特別にこちらも。コットンコーデュロイに、コットンチノ。コットンのブレザーも実にアメリカらしいところ。

Cotton Twill and Corduroy
170,500~

その3。肩パッド。これ、実は今回のキモです。
彼らの代名詞でもある、ソフトショルダーの肩のパッド。
それを更にカジュアル、スポーティにブレザーを楽しみたい方へのオプションとして、肩パッドナシのオプションがお選びいただけます。見た目では分かりづらいかもしれませんが、こんな感じ。私カイは肩アリモデル(ソフトショルダー)、タカナシは肩ナシ(ノーショルダー)です。


Soft Shoulders


No Shoulder Pads


No Shoulder Pads

肩の違い、おわかりいただけると思います。スポーツをオリジンとするブレザーの原点に近づくなら、やっぱりパッドナシ。反対に、アメリカンテーラードの原点に近づくなら、ソフトショルダー。どちらもイイから大いに悩んでください!

最後に。現在、オーダーデッドストック生地を使用したオーダーシャツイベントも開催中。かつてINDIVIDUALIZED SHIRTSで既製展開されていた6つのミリタリーシリーズが、数量限定でオーダー可能です。ブレザーと一緒にオーダーすれば、一生モノのシャツブレザーコンボの出来上がりです。

会期は今週16日から、25日の日曜まで!納期は来年の4月予定。春先に現れるアメリカメイドのブレザーは、一生モノの宝になるはず。みなさまのご来店、おまちしております!
ご予約はこちらから!

INDIVIDUALIZED CLOTHING – THE NAVY BLAZER TRUNK SHOW 
DECEMBER 16th FRI. – 25th SUN.
at USONIAN GOODS STORE
納期: 2023年4月頃
価格:165,000円~

ハヤノ カイ

2022/12/12

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