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INDIVIDUALIZED SHIRTS: THE JFK SHIRT

INDIVIDUALIZED SHIRTS | INDIVIDUALIZEDSHIRTS

みなさまこんばんは。手塚です。今夜のテーマは“JFK”、もちろん第35代アメリカ大統領ジョン・フィッツジェラルド・ケネディの話です。

その若さと革新的な政治性でアメリカ国民にとってのヒーローとなり、今なお伝説として語り継がれるJFK。リーダーとして国を統率した一方で、いつの時代もフィーチャーされるのはその出で立ちです。エリート志向なそれまでの大統領とは対照的に若々しく軽快なアイビールック(もしくはプレッピースタイル)を愛し、スタイルアイコンとしての地位を確立していました。

Embroidered with “JFK”

JFKが愛したアイビー/プレッピー、たとえばビジネスではスリムなシングルブレストのスーツにナロータイ、ペニーローファー、休暇になればポロシャツ、チノーズ、足元にデッキシューズ。しかしよくよく考えれば大統領としての任期は1961-63年で、スタイルとしてのアイビールックは世の中に浸透した後のタイミングです。ハーバード大卒のJFKがアイビールックを生み出したのではなく、大衆的なスタイルを大統領が愛した、それ自体が革新的で格好よく映ったのだと思います。アイビールックのお手本とも言えるJFKの着こなしの中で、明らかなこだわりを感じるのが「ボタンダウンを着ない」ということ。無数に見つかる写真のほとんどでショートポイントのレギュラーカラーを身にまとっているのです。

THE JFK SHIRTS
38,500- each

歴代大統領を顧客に抱えてきた我らがINDIVIDUALIZED SHIRTS(以下IS)にとってもJFKは特別な存在です。彼が好んで着たシャツをモチーフにISの編集で現代に蘇るJFK SHIRT。アイコンであるショートポイントの襟とともに、胸元に入っていた刺繍はリスペクトを込めて着れば隠れる襟裏に。

実は3年ぶり2度目の到着となる当モデル。使われる生地に関しても、「ケネディが着ていそうな」をテーマにISと英老舗生地メーカーTHOMAS MASONが協業で開発した“KENNEDY OXFORD”が選ばれています。

太番手の糸を用いたIS最重量クラスの3PLYコットンオックスフォードで、お届けするのは潔くホワイトとブルーの2色。定番のレガッタやケンブリッジも十分に地厚な2PLYオックスフォードですが、ケネディオックスフォードの手触りはそれらと全く異なります。圧倒的な厚みとなめらかさの両立、さすがは名門トーマスメイソン。JFK本人にも着てほしかった。

シャツ自体のシルエットに関しても、JFKがシャツスタイルで見せる「ゆとり」を楽しむべくクラシックフィットで仕上げられています。スタンダードに対して横方向に一回り大きいクラシックはIS最古のフィットであり、その名の通りリアルなアメリカンクラシックを体現するのに最適な選択肢。

きっとアメリカ国民のそれには敵いませんが、アメリカ生まれの洋服、ファッション、ひいてはカルチャーを愛する我々としてはどうしても特別な思いを抱いてしまうJFK。リスペクトを込めて手に取るのも良いですし、それを抜きにしてもアメリカらしさを存分に感じられる最高級のオックスフォードシャツです。

JFK SHIRTの発売は6/24(土)の昼12時ちょうど。3年前の入荷では即完売だったこともあり今回は十分に仕入れたかったのですが、残念ながら本国の生地残量がわずかで少量の入荷に。正真正銘在庫限りのスペシャルピースです。ありきたりな表現ですが、いつも以上に語気を強めてお見逃しなくと言いたい。