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CLASSIC CHINOS: ALL AMERICAN KHAKIS

取り扱いを始めて1ヶ月が経ちました。今もなおジョージア州に構えた自社工場で正真正銘メイドインUSAのトラウザーズを仕立てるALL AMERICAN KHAKIS(オールアメリカンカーキズ)。現在の社名CHARDAN, LTDは1983年に名付けられたものですが、作り手としては数代にわたり100年以上の歴史を誇る老舗中の老舗。彼らが世に届けるオリジナルブランドがオールアメリカンカーキズで、その名のとおりカーキ(＝チノパン)が大きなシェアを誇る看板商品です。このあたりの詳しい話は入荷時のブログをご覧ください。

Made in U.S.A.

現在ユーソニアグッズストアで取り扱うのは、彼らのラインナップで一番の人気を誇る「オリジナル」と、スマートなフォルムは崩さずにほどよいゆとりを加えた「リラックスド」の2モデル。当店で長く展開するもうひとつのカーキブランド、BILLS KHAKIS(ビルズカーキズ)でいうところのM1、M2、M3ほど大きな差はなく、モデルごとの微妙な違いに悩んで楽しめるのもオールアメリカンカーキズの特徴です。だからこそオンラインストアの画面ではなかなか選ぶのも難しいのでは？ということで、改めてスタッフが履いてみました。

“ORIGINAL”

オリジナルからいきましょう。特徴的なのはわたり(もも周り)のスマートさです。全体が美しく見えるように計算されてわずかにテーパーしていますが、履けばこれぞストレートチノと称するにふさわしい裾までまっすぐに落ちるシルエット。

それなりに細いのに「イヤな感じ」がしないのは、間違いなく股上の深さが理由のひとつです。スリムシルエットのパンツにはローライズというのがなぜか現代の当たり前になっていますが、ファクトリー直営のブランドとしてクラシックスタイルを貫くオールアメリカンカーキズではモデル問わずしっかりハイライズ。ベルトループがINDIVIDUALIZED SHIRTSのウエストシェイプとだいたい同じ位置にくるので、シャツを入れて履くスタイルでの相性は抜群です。

すっきりとした印象のオリジナルはクッションを作らずに9.5分丈ほどで軽快に履くのがおすすめ。モカシンのようなミニマルなデザインのシューズとはこれまたベストマッチです。このへんの微調整はぜひとも店頭でスタッフにお申し付けください。ちなみに合わせたシャツはこれ。

AMERICAN TARTAN ENGINEERED SHIRT

もう1型のモデルネームはリラックスド。ネーミングのとおり力の抜けた雰囲気が魅力のワイドストレートシルエットです。

“RELAXED”

ワイドと言っても極太なそれではなく、裾幅でオリジナルからプラス2cm(一周)ほどのわずかな違い。今までビルズカーキを履いていた方へ分かりやすく比較でご説明すると、股上と裾幅はM2に同じくわたりだけスマートになった、という具合いです。ヒップからももにかけてのシルエットはやはり全体の印象を大きく変えるもので、実寸差以上にコンパクトで美しく見えるオールアメリカンカーキズ。