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TORY LEATHER: US LEATHER, US CRAFTED

お待たせしました。みなさまお馴染みのアメリカンベルト、トリーレザーより新着と再入荷のお知らせです！このブログを読んでくださっている方であればすでに1本、2本とお持ちかもしれませんが、念のためブランドについてのご説明から始めます。

TORY LEATHER(トリーレザー)
1976年、アメリカはペンシルバニア州のウィリアムスポートにて馬具メーカーとして創業しました。アメリカ国内の良質なブライドルレザーを使用し、現在でも馬具からファッションアクセサリーまで熟練された職人の手によって自社工場で製造されます。使用するブライドルレザーはオイルの含有量が多く、実際の着用で歳月が経った際になお、品質の良さと見栄えの良さを実感する逸品です。

アメリカ製のベルトというジャンル自体があまりに希少なため、この側面からトリーレザーを認知している方が多いと思います。もちろんMADE IN USAも特筆に値する背景ではありますが、そこで使われる革までもがアメリカ国内、しかも同郷のペンシルバニアで製造されている事実はあまり知られていない気もします。

Wickett & Craig (Official HP)

WICKETT & CRAIG(ウィケットアンドクレイグ)
1867年に設立された世界初となるベジタブルタンニン鞣し専門のタンナー。16エーカーを超える大規模な施設をペンシルバニア州に構え、靴やバッグ、ベルトなどの高級衣料品、サドルやストラップなどといった伝統的な馬具に用いられるレザーを大量生産します。ベジタブルタンニングは熟練の職人技術を必要とするため、現在では米国で唯一の専門工場となっています。

同郷のタンナーから小さい輸送コストでレザーを仕入れて馬具とファッションアクセサリーの両方に効率よく使用する。トリーレザーのベルトがアメリカ製でありながらこの時代にリーズナブルなわけは、こんなビジネスモデルにあると言えそうです。

1″ COTTON WEBBING BELTS
9,900 in-tax each

既存のモデルもしっかりとリストックしていますが、この春の新入りにも注目したいところ。いつかのJクルーとかラルフローレンを思い起こさせるオールドアメリカンムード全開なコットン&レザーベルト。粗目なコットンウェビングも厚みのあるブラスバックルもとても良い感じ。日本国内ではまだまだ流通量の少ないモデルですが、カジュアルシーンの新たな選択肢として定着の予感がしています。

もう１つは定番から新色の登場。

EQUESTRIAN INSPIRED BELTS
“ORANGE & KELLY GREEN”
14,850 in-tax each

3/4インチという細身なベルト幅でクラシック派に支持されるエクエストリアン。馬術を意味するネーミングの通り拍車をモチーフにしたバックルが特徴的で、創業より現在まで馬具メーカーとしても確固たる地位を築くトリーレザーらしいアイデア。すでにお気に入りのベルトが定まっている方の買い足しにもおすすめな新色です。