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ALDEN TRUNK SHOW 2024

EVENT |

1884年、マサチューセッツ州ミドルボロウで創業したオールデン。靴産業が栄えた19世紀には無数の工場が構えられていたこの地も、戦後に訪れた厳しい経済状況の煽りを受けて今日その影を見ることはできません。しかしオールデンは、淘汰されていく大衆市場に目を向けるのではなく、整形外科や医療といった専門分野に優れた実用靴を提供することで繁栄してきました。製品は2024年現在もミドルボロウで生産されており、マサチューセッツ州で生き残る唯一のドレスシューズメーカーです。

ALDEN TRUNK SHOW
5/18(Sat.) – 26(Sun.)

ありがたいことに正規販売店として認定されている当店ですが、世界的な需要の高まりによってコンスタントな入荷を叶えられないのが正直なところ。そんな状況の中で18日の土曜日よりスタートする”ALDEN TRUNK SHOW”。正規輸入代理店である株式会社ラコタさまご協力のもと、もともとは展開予定のないさまざまなモデルが店頭に集います。

今や「手に入らない」ブランドになりつつあるオールデン。来たる6月1日にはブランド全体の値上げを控えており、今回のトランクショーが現行価格で愛用を見つけられる最後の好機となりそうです。語りたいことはいろいろとありますが、取り急ぎラインナップを見ていただくのが最適でしょう。全23モデルを一気にどうぞ。

写真を撮りながら高揚しました。アイテム単体にフォーカスしたトピックは随時更新していきますのでお楽しみに。

このタイミングでこの数のオールデンが見られるというだけでもご来店いただく価値はあると思いますが、せっかくなのでこの機会をさらに実りあるものにするためにタッグを組みます。

革靴を取り扱う上で重要なプレメンテナンスであるシューズプロテクト(ハーフラバーorトゥストール)をイベント期間限定で無料サービス。ご協力いただくのは同じ千駄ヶ谷・北参道エリアに店舗を構えるヴィンテージシューズとリペアの名店SUPER8SHOESさまです。

減りの早いつま先部分を集中的にガードするトゥスチールか、前半分を覆い、保護に加えて滑らないようにグリップを効かせるハーフラバーか。最近はコンビネーションも見受けられますが、SUPER8SHOESオーナー堀口さんいわくそれぞれの消耗スピードは異なるのでもっとも靴に優しいのはハーフラバーのみで定期的な交換だとのこと。とはいえトゥスチール派の方が一定数いるのもたしかなので今回はこの2択どちらかを無料でご提供。この機会に限ります。

さらにイチオシが、ハーフラバーに「飾り釘」を打つという組み合わせです。古い年代の革靴を思わせるクラシックな佇まい。見た目だけでなく、今回集まったオールデンではいくつかのモデルに見られるウォーターロック(オイルをたっぷりと含有したレザーソール)はラバーが接着しづらいので固定に有効なようです。数多のヴィンテージシューズを目利きする堀口さんらしいご提案。

長く付き合う相棒を手にするなら、メンテナンスだってクラシックドレスシューズに精通するプロに任せたいですね。SUPER8SHOESさまは当店から歩いてたった5分の立地。秘密基地のような空間にひとたび足を踏み入れれば、ずらっと並ぶヴィンテージシューズと堀口さんの革靴知識に圧倒されてあっというまに時間が過ぎてしまします。ぜひともこの機会にはしごでお楽しみください。

アイビールック、ひいてはアメリカントラディショナルを育てたニューイングランドの地で今も歴史を紡ぐオールデン。廃れないクラシックにいつだって胸が高鳴ります。

続きは明日5/13(月)20時スタートのインスタライブにて!

手塚

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2024/05/12