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A ‘Good’ and ‘Ordinary’ T-Shirt

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「Tシャツを探しています。」

夏が近づくとよく耳にするこの言葉。お客様のさまざまな要望に応えつつ様々なTシャツを提案してきた我々も、全員に共通してお勧めできるTシャツがなかなか見つからなかったのも事実。
この度、店頭に並ぶそれはこの問題を解決する大きな一手となりえるかもしれません。

 

USED&VINTAGE
”PATAGONIA 100% ORGANIC COTTON TEE”
GRAY / WHITE / NATURAL

U.S.A製の柔らかく適度な厚みを持つオーガニックコットン地からなる着心地は、肌に直接触れるものとして欠点はないといっても過言ではありません。
シャツを愛する我々が、もとい皆様が、Tシャツの用途として第一選択肢として考えるのは、シャツの一枚内側としての機能性であるかと。一枚で着ることを想定している厚手の生地はシャツの中ではどうも落ち着かない。かといって薄すぎるコットン地はシャツを脱いだときに格好がつかない。
その部分についてこれ言えるのは、すべてにおいて絶妙の2文字。

 

 

本来なら肌着に近いそれについて、多くを語るべきではないのでしょう。しかしそれを承知の上でもう少しだけお付き合いください。
世界中に多くのファンを持つPATAGONIA、もちろん皆様もそのうちの1人である事かと思われます。このブランドのオーガニックコットンTシャツへの思いはあまり知られていないのかもしれません。
その昔、農薬の黄金時代とも呼べる1950年代より数十年に渡ってパタゴニアは、生産効率を大きく上げるために栽培されたコットンを何の疑いもなく使用していたとのこと。自然由来のコットンが身体に悪いだなんて誰しもが思わなかったというのは今の時代においても思わずうなずいてしまいそうです。

 

 

その状況が続いた1988年、パタゴニアの路面店がボストンにてオープンしました。それから間もなくして社員が頭痛を訴え始めたそうです。原因は陳列した商品、すなわち衣類から放出されるホルムアルデヒドガスでした。その発生源は農薬を過度に使用していた件のコットン。
その後パタゴニアはコットンが与える環境への影響について調査し、オーガニックコットンの使用を推進しはじめた流れとなる訳です。
かなり端折りましたが、これ以上はブログ4つ分くらいになりそうなボリュームなのでこのくらいにしておきます。

 

 

夏に向けたTシャツを考える上で着心地以外に必要な情報は何も無いとは思います。店頭にてこのTシャツを手にとった際に少しだけ思い出していただければ。
迫りくる夏はもう目と鼻の先。Tシャツ探しの正解に導けそうな商品が店頭に並ぶ今、我々が欲している言葉は、

「Tシャツを探しています。」

いいのありますよ。

山崎

 

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2024/06/04