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Interview with the President of INDIVIDUALIZED SHIRTS

INDIVIDUALIZED SHIRTS |

こんにちは。コウヘイです。

遡ること数か月前。

まだ肌寒さ残る2月に、特別な機会がありました。

 

 

 

私たちの基盤である、INDIVIDUALIZED SHIRTSの社長、

Jim Heiserが数年ぶりの来日。

パンデミック以降では初めてのことでしたので、その最中に入社した私は、もちろん初の対面。

 

 

 

ともに過ごしたのは数日間でしたが、INDIVIDUALIZED SHIRTSに関わることや、

それ以外のファッションの話、アメリカの文化の話、彼自身のことや、これらに当てはまらない他愛もない話まで、

すべてが貴重な時間でした。

 

 

今回、私たちが彼に確認したかったのは、彼が思うINDIVIDUALIZED SHIRTSの素晴らしさや、

長年、アメリカのファッションに携わる彼が思う、アメリカンクラシックとはなにか、です。

 

 

インタビューという形式ではありますが、彼から話すできるだけ自然な言葉をお届けいたします。

 

 

 


 

 

Q1. あなたがINDIVIDUALIZED SHIRTS(以下IS)で働き始めたきっかけは?

 

A. 違う会社の小売をしていた時の同僚が、先にISの卸売り部門に転職し数年後、ともに働かないかと誘いがありました。

 

 

 

 

Q2. IS社が拠点とする、アメリカはニュージャージー州には、GAMBERTなど複数のシャツメーカーが存在しますが、

  シャツメイクが盛んな地域なのでしょうか?

 

A. シャツメイクだけでなく、ニュージャージー州は、流通経路として、優れているというメリットがあります。

 テネシーから、バージニア、ニューヨークを挟み、マサチューセッツやニューイングランド一帯には、

 ファッションベルトのようなものがあり、それ故に、シャツメーカーだけではなく、アパレルや、靴などのメーカーも多いように思います。

 

 

 

 

Q3. 90年代には、BROOKS BROTHERSのオーダーメイドシャツの生産を担っていた歴史がある、IS社ですが、

  どのようないきさつで、この関係はスタートしたのでしょうか?

 

A. MADE TO MEASURE(カスタムオーダー)のビジネスを、彼ら(BROOKS BROTHERS)がスタートさせようと考えたとき、当時の彼らの工場の規模では、

 細かく仕様を変更するなど、要望に対応ができませんでした。

 彼らは、顧客の要望に応えられるメーカーを探していて、それでIS社に連絡が来ました。

 その後、BROOKS BROTHERSを生産するのに、ふさわしい基準か検討があり、生産を請け負う形となりました。

 

 

Q4. BROOKS BROTHERSとともに仕事をする、ということはあなたにとって特別な経験だったと思いますが、

 そのほか、なにか心に残るお仕事はありますでしょうか?

 

A. INDIVIDUALIZED APPARELL GROUP(以下IAG)で働くことにより、シャツだけでなく、

 さまざまなメーカーと働くことは大変魅力的でした。

 INDIVIDUALIZED ACCESORIESや、INDIVIDUALIZED CLOTHINGはもちろん、

   OXXFORD CLOTHINGの洋服の販売に関与できたことは、とても誇れることでした。

 

 

 

Q5. 今シーズン、USONIAN GOODS STOREで展開しているISのシャツで、お好きなものはどれでしょうか?

 

A. MILTON OXFORDと名付けた、ボタンダウンシャツは素晴らしいと思います。 

 発色も素晴らしいし、生地も従来の物と違って軽やかです。

 個人的に良いと思うものはグリーンのシャツです。

 

 

 

 

 

 

 

 

Q6. アメリカで好まれる生地はどのようなものでしょうか?

  また、オックスフォード織の生地は、どのような存在ですか?

 

A. アメリカで現在人気の生地は、ブロードや、ピンポイントオックスフォードなど、

 ON/OFFでともに着用できる生地です。

 

 

 

 ISを普段使い、そして仕事でも着用する方が多いというのが、この生地人気を引き起こしているかと思います。

 オックスフォード織の生地は、常にアイビーの中心であり、いつでもアメリカンクラシックを思い起こすものです。

 残念ながら、現在のアメリカの学生は、昔のアイビーリーガーのような恰好はほとんどせず、

 カジュアルでスポーティなものを好みます。

 

 しかしながら、YOUNG&HIP(ファッションを好む若者)は、今あえて、オックスフォードのシャツを着用しています。

 アメリカのファッションが好きな若者は、現在、日本人のスタイルを真似することが多いと聞きます。

 確かに、日本のファッショナブルな方たちは、アメリカの文化や歴史を踏まえて、自らのスタイルとして表現することが、

 とても上手です。

 そういった意味でも、アメリカの若者がオックスフォード織の生地を好むのも納得です。

 

 

 

 

 

Q7.  アメリカで人気の襟はどのようなものでしょうか? 

 

 

A. 先ほどのアメリカで人気の生地を伝えたときと同様で、ON/OFFともに着用できる襟が好まれます。

  特に、7S COLLAR 通称”MEDIUM SPREAD COLLAR”は、ドレス、カジュアルにも使いやすい幅の広い襟型です。

  そのほか、9S COLLAR 通称”FASHION SPREAD COLLAR”も7S同様に人気があります。

  私が個人的に好んで着ているのは、15S通称” CUTAWAY” です。

  ここ数年は、自分のオーダーのほとんどはこれです。

  襟が小さいのが私の好みにも合いますし、ネクタイもしやすいです。

  ボタンダウンカラーに関しては、上記の物に比べて少し人気が劣ります。

  しかしながら、先ほどの伝えたように、日本のファッションシーンに影響を受けて、ボタンダウンを好む若者が増えています。

  選ばれる襟はBDやPTなど、様々です。

 

 

 

 

Q8. ボタンダウンカラーでTRUMAN BUTTON DOWNという襟の形を発見し、とても興味を持ちました。

 これにはどのようなルーツがありますか?

 

A.TRUMAN COLLARについては、歴代の大統領や、映画”THE TRUMAN SHOW”とは関係なく、

  とある古いシャツメーカーに由来します。

  60年代から70年代にかけて、アメリカ国内で人気を博したシャツメーカーの襟型です。

 

 

 

 

Q9. あなたが、今INDIVIDUALIZED SHIRTSでアメリカンクラシックなシャツをオーダーするとなった場合、

  どのようなシャツをオーダーしますか?

 

A 生地はやはり、ピンポイントオックスフォードが良いですね。

   カラー展開も豊富ですし、通年使える生地として優れています。

   サイジングは、クラシックフィットをベースに作りたいです。

   ドレスアップをするなら、ポケットは無しでもいいですが、やはりH型のポケットがクラシックかと思います。

   カフはINDIVIDUALIZED SHIRTSが指定するレギュラーのカフ R CUFFです。

   襟は、7S、TRUMANはとてもクラシック。UNVERSITYやBDもいいですが、今回はTRUMANをチョイスします。

   そして、15Sも選ばせて下さい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

INDIVIDUALIZED SHIRTS社長のJim Heiserが選んだ今、着たいアメリカンクラシックなシャツを、

皆様にも体験していただくべく、今回は一枚単位でオーダー可能なオーダー会を開催いたします。

 

詳細は次回へ、、、、、!

 

 

 

 

 

コウヘイ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2024/06/08