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What is the ”BESPOKE”?

INDIVIDUALIZED SHIRTS |

 

”BESPOKE” 

スーツやコート、靴などに使われるこの言葉は、”BE SPOKEN” お客様との長い対話の中で、

そのお客様の為だけに作られる至高の一品のために作られた言葉です。

 

 

 

今となってはピンからキリまであるスーツが、始祖を辿ると上流階級や貴族の洋服だったことを考えると、

洋服の始まりは全て”BE SPOKEN”になりますが、

既製品の洋服があふれる現代で、このような形式で洋服を作れることは最高の贅沢です。

 

 

 

 

かくいう私たちもINDIVIDUALIZED SHIRTSのTRUNK SHOWにおいて、長時間お客様とお話をして、

自分だけの2枚のシャツを作る。いわばこれも” BE SPOKEN”なわけですが、、、

 

 

 

INDIVIDUALIZED SHIRTSにおける”BESPOKE”は特別なシャツをより一層良きものにする、スペシャルなオプションです。

本日は、INDIVIDUALIZED SHIRTSのオプション、ビスポークをオーダーすると何が変化するのか、お伝えいたします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まずは箱。検品する僕たちからしても、テンションが上がる瞬間です。

インダストリアルな感じのも無地白箱も実にアメリカンですが、見る機会が圧倒的に少ないからこそ、いかにこれらが特別なものかを知らしめます。

ビスポークをオーダーしていただいた方にはもれなくこの箱でお届けいたします。

 

 

 

 

 

箱を開けてすぐは首元にご注目。

普段の首タグより大きいラベルに目が行きます。

”INDIVIDUALIZED SHIRTS BESPOKE” タグが、このシャツがビスポークで作られた証の一つです。

 

また、ビスポークでのオーダーでは、襟のパーツの縫製、襟部分と台襟の部分の縫製がハンドステッチになります。

お手持ちのシャツを比べていただくと、明らかに運針数が細かいことがわかるかと思います。

 

 

 

 

カフも例外でなく、ハンドステッチでの縫製です。

いつものアメリカ製のシャツとはどこか違う、品のあるスペシャルな仕上がりが手にとってわかります。

 

ついでと言ってはあまりにも酷ですが、オーダーシャツで有料オプションとなるシェルボタン(天然貝)のボタンが、

ビスポークになるとスタンダードです。

もちろん金額はビスポークオプションに含まれたまま。

 

 

貝ボタンに気分が高揚したあなたは、既にシャツ好きの一員です。

 

 

 

 

 

 

そしてヨーク部分。

スプリットヨークと形容されるこの形は、古いドレスシャツや、英国、イタリアなど古き良きシャツメーカーが採用するシャツディテールです。

 

 

 

 

 

最後に、INDIVIDUALIZED SHIRTSの特徴の一つでもある、脇部分の細縫いの裾部分。

細く美しく縫われた箇所は、ビスポークシャツではリネンガゼットで覆われ、補強されます。

どことなくアメリカンワークな匂いがするかと思いきや、

サヴィル・ロウに構える名門ターンブル&アッサーもこのディテールを採用。

由緒正しきドレスディテールです。

 

 

 

 

ここまでがビスポークオーダーにおける、変化です。

トランクショーにおいては、L PRICE以上の生地がビスポークの対象となります。

また、Z~Z5の生地においては、シャツ料金の中にビスポークが含まれます。

 

金額については、店頭までお問い合わせください。

 

シャツへの造詣が深くなりそうな今回のブログでしたが、なぜ今ビスポークについてお話させていただいたのか、

そして、今回の写真に登場したシャツは何者なのか、、、、

 

秋冬立上りに相応しい最高の一枚を、次のブログにて。

乞うご期待を。

 

 

 

 

 

コウヘイ

 

 

 

 

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2024/09/11