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ALDEN 981 : THE MOST TRADITIONAL PENNY

ALDEN |

皆様こんにちは。コウヘイです。

 

 

 

新作パンパンの店内。毎週旅立っていく欲しかった新作たちを横目に、

皆様にお買い物を楽しんでいただいているようでうれしい限りです。

 

 

 

そんな中でもピックアップしたい新商品。

オーダーしてから苦節3年弱、ようやく届きました。

 

 

 

ALDEN

981 PENNY LOAFER (VAN)

DRESS CALF

 

 

マサチューセッツ州ミドルボロウでアメリカの歴史と共に歩んできたシューズメーカー、オールデンから

ヴァンラストを使用したカーフのペニーローファーがついに入荷。

個人的に愛してやまないオールデンですが、今あるラインナップの中でも一番思い入れのある品番です。

 

 

 

 

 

 

 

 

ローファーに適したヴァンラストは指先にゆとりのある足型で、主にローファーに使用されます。

指の付け根をしっかりホールドされるような感覚、かつヒールのライニングもスエードなので、踵が抜けにくい仕様にもなっています。

すなわち軽快な履き心地でありながら緩さはなく、気づいたら手に取ってしまう一足になります。

シルエットが本当に秀逸。適度な丸みとノーズの短さはアイビーやトラディショナルなスタイルにはぴったりのフォルムですが、

程よい品のあるシャープさも共存。ゆえにデニムだろうがトラウザーだろうが合わせたくなります。

 

 

また、この981は本国の定番品番でありながら、日本で見かける機会はあまり多くないかと思います。

ALDENの総代理店であるLAKOTA様では日本人の足に合わせたノーズが長いモデルを定番として販売しているため、

実は案外、店舗で見かける回数は多くないはず。

 

リアルなアメリカを発信する我々は、この品番を販売しないわけにはいかず。

首を長くして待っていたわけです。

 

 

 

 

 

 

 

 

U字に縫われたアッパーのモカ縫いはハンドソーン。

スキンステッチと呼ばれる高い技術が必要とされます。

ハンドソーンは現在、世界的に受注をストップ中。そりゃ皆様欲しがるわけだ。

手に入れずらいものは争奪戦必須の世の中。世知辛いですね。

 

たかが、縫製ですが、されどです。

手縫いされたモカ縫いは一目見ればわかりますし、それらが生み出す温もりある表情は、

機械で縫われたそれとはまったく別物です。

 

タッセルローファーなどドレスカルチャーを纏う一足には、整えられたステッチの組み合わせもしっくりきますが、

(昔、手縫いモカのタッセルローファーを見たことあります。カッコよかったなぁ)

今回のヴァンラストでのペニーローファーのスタイルには、やはり手縫いがしっくりきます。

 

 

 

本来であれば、カーフのローファーというものはいつだって欲しいときに買えるものであってほしいと願いますが、

昨今の世界情勢はそう上手く事は進んでくれない現状。

先月のオルテガやネイティブアメリカンジュエリーなどのアメリカ国内で生産されるプロダクトの多くは、生産になんらかの問題を抱えていることが多く、

オールデンは、この手縫い部分の職人不足に悩まされている現状。

ラッセルモカシンや、クオディなどでも同じ問題を抱えてるとのニュースもありました。

いつでも買える、というものはインポートにおいて年々減ってきています。ゆえに現状、次回の入荷予定の目途など一切ありません。

急かすような代物ではないとは重々承知ですが、急かしたくもなる逸品です。

 

 

 

加えて、私がなぜこんなにもこの一足をプッシュしているか、店頭にお越しの方ならご存じかもしれません。

 

 

 

 

 

6年連れ添った同じ品番の981

なにを隠そう私にとって初めてのオールデンです。

大学卒業を控えた22歳のコロナ禍直前のアメリカ旅行にてこれをゲット。

健やかなるときも病める時も一緒に連れ添った相棒です。

 

まんまとこれを機にオールデンにハマり、定期的に購入していますが、

いまだに一番履いている一足です。故のボロボロさ。

手入れは欠かさず行っていたのですが、それを上回るペースで履きすぎてしまったのが恐らく原因です。

でも後悔は無し。これぞアメリカ物、という意識のもと履き続けて店頭でもたくさんの皆様にお褒めいただいております。

 

 

 

 

 

本当に気にせず履き続けたので、裾を見る際にも躊躇なくしゃがみますし、カーフということもあって多少の雨なら強行突破。(もちろんアフターケアは重要)

夏ならショーツにこれだし、今の時期は重たいウールパンツにも合わせます。

それくらい自身の中でベーシック、ニュートラルな一足。

本当に買ってよかったと思えます。

 

 

 

 

店頭でもブログでも同じことを繰り返し伝えますが、

値段だけ見て諦めてしまうには惜しすぎる靴です。

いくら価格が上がってもオールデンにしかない色があり、オールデンでなければならない理由が、履いたら伝わります。

 

今日含め、店頭である程度お見せしたのち、オンラインにも掲載予定です。

ご遠方の方は、まずはお電話、メールにてお問い合わせください。

 

 

明日もたくさんのご来店、お待ちしております。

 

 

コウヘイ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2025/11/15