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AUTHENTIC SUMMER AMERICAN STUFF

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INDIVIDUALIZED SHIRTSの新入荷祭りにつき、ブログで取り上げるのもシャツばかりになっていました。本日は気分を変えて、店頭に出して間もない夏物のご紹介。

数日前にシャツのリリースで同じ話をしましたが、夏のアメリカンクラシックにおける重要度、この視点で見るとマドラスチェックの上を行く生地は見当たりません。

“REAL” INDIA MADRAS LABEL

現代のファッションシーンでも春夏シーズンにはそれなりに見かける機会の増えるマドラスチェックですが、そもそもマドラスとはなんなのか。

アメリカンスタイル、とくにアイビールックのシンボルとして認知されるこのパターンですが、実際には柄だけでなく布地そのものを定義するのがマドラスチェックという言葉です。マドラスはインド南東部に存在した地名。元々はその地のみで織られ、天然の草木染料で柄を作り出した綿布、これが真の意味でのインディアマドラスチェック。

工芸品とも言えるインディアマドラスがどういった経緯でアイビールックの定番になったのか。ここには諸説ありすぎてなんとも断定できませんが、マドラス地方がイギリス領であったという歴史がアメリカ東海岸への流入に関係しているのは間違いないでしょう。

O’CONNELL’S
“REAL” INDIA MADRAS CHECK
TROUSERS 29,700 IN-TAX EAXH
SHORTS 22,000 IN-TAX EACH

アイビールックを思わせるランダムなチェック柄を幅広くマドラスチェックと称するこの時代ですが、本日ご紹介するものはすべて、先に説明した「リアル」インディアマドラスなのです！

WHAT IS O’CONNELL’S?

ニューヨーク州バッファローの紳士用品店O’CONNELL’Sに当店バイヤーのカイが初訪問したのは昨年11月のこと。彼らのストックで眠っていた大量のマドラスチェックパンツは、意図せずデッドストックと化したあまりに希少なコレクション！タグの刺繍やファスナー、シルエットからおおよそ70年代ごろの製造だと判断できます。ロングパンツは年始にご紹介しましたが、アイビールックの象徴とも言える「バミューダショーツ」を新たに追加しています。

洗うたびに退色していくのは天然染料ならでは。裾は擦れて、色にムラが出て、そんな経年変化ごと楽しみたい一点物のパンツたち。

TAKE IVY (1965)

60年代当時大流行したのがバミューダショーツと呼ばれる膝上丈のコンパクトなハーフパンツ。この時代のスタイルを象徴するジャンルであり、用いられる生地として一般的なのはやはりインディアマドラスです。とくにそれがパッチワークであれば、「TAKE IVY」を繰り返しめくったアイビーファンは思わずうなずいてしまうはずです。

トラッドにハーフパンツを履くのであれば、膝上にかぎります！ハーフはもちろんのこと、薄地なのでロングパンツも夏の装いにばっちりです。

とくにイチオシのパッチワーク

ブレザースタイルにもどうぞ

今夜は欲張ってもう1トピック。

COMPETITION HEADWEAR
1992年創業、100％アメリカンメイドを貫くベースボールメーカー。手作りで、昔ながらのクラシックな6パネルを製造しつつ、あくまで顧客に寄り添う作り手としての立ち位置を大切にするコンペティションヘッドウェア。あらゆるものが高騰する世の中で、高品質なキャップをリーズナブルに提供します。

COMPETITION HEADWEAR
BASEBALL CAPS
SOLID, USA 7,480 IN-TAX EACH
STRIPE 7,700 IN-TAX EACH

拠点はコロラド州デンバー、アウトドアの聖地として今も小売業が盛んな地域から、全米の顧客にMADE IN USAのベースボールキャップを届けています。着用感の話をすれば、浅めなものが多いアメリカンキャップとしてはかなり深さのあるシルエット。少なくともUSONIAN GOODS STOREのラインナップでは深さNo.1なので、目深に被りたい派の方には強くおすすめです。