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CLASSIC FIT: THE ORIGIN OF INDIVIDUALIZED SHIRTS

INDIVIDUALIZED SHIRTS |

我らがINDIVIDUALIZED SHIRTS(インディビジュアライズドシャツ)において、サイズとは別軸で存在するFIT(フィット)という要素。

顧客ひとりひとりに対してのカスタムシャツメイクを常とするファクトリーだからこそ、後発で流通する既製品も細分化されています。ブランドの別注などを除いて現在では5種類のフィット(SLIM/STANDARD/CLASSIC/RELAXED/ATHLETIC)が用意されていますが、もっとも初めに作られた、いわば彼らのオリジンがクラシックフィットであることは意外にも知られていない事実です。


CLASSIC FIT 14H-32着用 (170cmやせ型)


STANDARD FIT 14H-32着用 (170cmやせ型)

上の同サイズ着用画像で見比べてみてください。日本国内で最も流通量の多いスタンダードに対して、肩幅が1インチ(約2.5cm)、身幅は一周で4インチ(約10m)も大きく作られています。全体的にたっぷりとしたシルエットで、タックインによって生まれる生地のたまりはまさにイメージするアメリカのシャツ。


TAKE IVY (1965)

60年代初頭のカレッジシーンを切り取った教本TAKE IVYを開きました。日本人とアメリカ人とで体格の違いはあれど、見え方はかなりクラシックフィットに近いのがわかります。よくよく考えればそれもそのはず、1961年より続くインディビジュアライズドシャツのファーストモデルがクラシックフィットなわけですから、アメリカ「らしい」というオーセンティシティが備わっているに決まってます。※フィット自体の誕生時期は不明

ONLINE STORE – “CLASSIC FIT”


Cambridge Oxfords

カラーオックスフォードのボタンダウンは語るまでもない大定番ですが、それ以外もかなり充実してきました。ちなみに、既製品に用いられるボタンダウンはUNIVRTSITY(ユニバーシティ)というコードネームで、こちらもアメリカントラディショナルの代名詞ともいえる大ぶりなロールが特徴です。BROOKS BROTHERS(ブルックスブラザーズ)がカスタムオーダーシャツの生産をアメリカ国内に限定していた時代には作り手を担っていたほどですから、偉大な歴史が育んだ実にリアルなディテールです。


Candy Stripes

数ある生地の中でもトップクラスの人気を誇るキャンディストライプ。アメトラに明るい方であれば必ず1、2着は所持しているであろう王道中の王道ですよね。レッドは23年春の新色です。


100% Linens

もうすぐ夏だからリネンやマドラスでクラシックフィットもタイムリーかもしれません。


Madras Check in “IVY”

IVYと名付けられたナイスカラーリングなマドラスチェックは好評につきサイズ15-32の1着を残すのみとなりました。今シーズンの限定生地です。サイズさえ合えば絶対におさえてください!


Heritage Chambray

昨年に彗星のごとく登場し人気を博したヘリテージシャンブレーのベージュは残念ながら本国側での生地生産がストップ。シャンブレーとは名付けられているもののタテヨコベージュ1色から成るかなり粗目な平織りです。ポプリンのさらっとした質感とも、オックスフォードの重たさとも違う独特な手触りはたしかにシャンブレーっぽく、リネンのそれとも近いかもしれません。とにかく軽やかで風通しの良いコットンバスケットウィーブ。やや赤みがかかったベージュカラーも古き良きアメリカな雰囲気です。

ここまですべてクラシックフィットでお届けしました。インディビジュアライズドシャツが手掛けるMADE IN USAだからこそ、往年のアメリカンクラシックを直に体感することができます。「迷ったら歴史に頼ってクラシックフィット」。はじめてのシャツ選びにもお役立てください。

ショーゴ


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2023/05/30