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INDIVIDUALIZED SHIRTS : AMERICAN SPECTRUM

INDIVIDUALIZED SHIRTS |

皆様こんばんは。コウヘイです。

 

 

連日のブログ失礼します。紹介したいものが多すぎまして。

本日は肝心かなめのINDIVIDUALIZED SHIRTSでございます。

先日のブログでは、このシーズンについての概要をざっくりと説明させていただきました。

 

本格的な26SSシーズン、実際にシャツを着たい!というお客様も多いかと思いますので、

今一度しっかりご紹介させていただきます。

 

 

そもそも、数あるシャツメーカーの中で、INDIVIDUALIZED SHIRTSは何が優れているの?

というところから。

意外とご着用いただいている方も知らなかった、、、!なんて思っていただけるかも。

 

 

そもそも、INDIVIDUALIZED SHIRTSは1961年にニュージャージー州パースアンボイに設立。

様々な人種が共存するアメリカ国内にて、INDIVIDUALIZED(個々に向けた)されたシャツを作り上げる、

カスタムの仕組みを設立しました。

主にカスタムでのドレスシャツをメインとしておりましたが、

様々な仕様を取り入れており、カジュアルなシャツも彼らの持つドレス仕様の縫製技術で、

一枚一枚丁寧に仕上げています。

 

 

どのようなところがカスタムできるかと言いますと、

ネック、チェスト、ウエスト、着丈、ヨーク、袖の長さ、カフスの大きさ、肩の落ち具合などなどがサイズ。

そして、襟やポケット、カフ、ステッチスタイルやプリーツをお好きなように組み合わせることができます。

だいぶざっくりですが、実際にはもっと多くの項目が存在します。

オーダーいただいた方ならご存じかと思います。

 

 

 

オックスフォードのシャツ、といえどINDIVIDUALIZED SHIRTSを買う場合は、

レディメイド(既製服)を選ぶ場合と、カスタムを選ぶ場合で、選択肢が全く異なります。

 

 

 

このようなスタイルを確立した彼らですが、

なにを持ってアメリカ最高峰だと言われているかも今日はお話させてください。

彼らのシャツに対する生産の姿勢と、それらによって辿り着いたアメリカ国内での実績が、

彼らがアメリカ国内、そして日本を含めた世界中で高く評価されている所以です。

 

 

 

まずは、UNIVERSITY BUTTON DOWN(ユニバーシティボタンダウン)

これは、当店がボタンダウンを販売するときに、9割オーダーする襟型です。

INDIVIDUALIZED SHIRTS社社長Jimも、1つのボタンダウンの完成形の襟型、というように、

立体的な襟型は、特有のロール(襟の内側に対するふくらみ)を保ち、

前立てのボタンを開いたときにも、トップボタンまで締めてネクタイをした時のシルエットも、

完璧に保ちます。

 

 

INDIVIDUALIZED SHIRTS社はほとんどの襟型で台襟の高さを変更できますが、

UNIVERSITYは高さまで計算されつくした襟型ですので、オーダーでも台襟の高さを変更できません。

それくらい、彼らにとってはプライドのある襟型です。

ブレザーやスーツ、そして日常のカジュアルシーン、どんな時でも手に取ってしまう究極の襟型です。

 

 

 

 

 

 

コンストラクションヨークは、背中や肩のヨーク部分(肩幅)のステッチを指します。

もしお手持ちの方は、INDIVIDUALIZED SHIRTSとほかのシャツを比べながらご覧ください。

INDIVIDUALIZED SHIRTSは折伏せ縫いをここで採用しています。

簡単に言うと、縫い代を内側に織り込み、表にステッチが出ない縫い方です。

 

 

これを採用することにより、一枚で着たときに表にステッチが出ない、ミニマルなヴィジュアルになります。

クオリティの高いドレスシャツメーカーでも採用されることが多い縫い方です。

また、メリットはこれだけではなく、内側に織り込む幅をできるだけ少なくすることにより、

縫い代の折り返し部分が、膨らみにくくなります。

これはジャケット等のインナーに差した際の着心地が向上します。

これのデメリットは、縫製の難しさです。

探訪記のブログでもご覧いただいたかと思いますが、

INDIVIDUALIZED SHIRTS社は自社工場で毎日、同じパートを繰り返し作業し、

熟練したスタッフたちが、日々一枚のシャツを縫い合わせています。

 

 

また、縫製に使われるミシンも、運針がかなり細かく、

1インチあたり、16~20ものステッチで縫われています(箇所によって異なります)

 

これらは、ドレスシャツを縫い上げる際の縫製基準に準じており、

彼らの出自を想起させる技術力の高さとなります。

 

そして、最後に前の身頃と後ろの身頃をつなげる脇腹付近の細巻き縫いです。

量産のシャツではなかなか採用されない仕様ですが、

これは彼らのアイデンティティでもあります。

 

巻き縫いを採用することにより、ある程度の強度を担保できます。

強度を確保しながら、縫い代を細く、フラットに仕上げることにより、

スマートかつ、快適な着心地を両立しています。

 

 

 

 

これらの高い技術力を、他社の工場は一切使わず、

自分たちで60年以上を作り続けてきた彼らは、

もちろん、アメリカ国内でも高い評価を得続けました。

その結果の一つとして、彼らは、BROOKS BROTHERSからのOEMの依頼がありました。

 

日本でもとても多くの方に知っていただいている事実ではありますが、

ここで一つ重要なのが、

BROOKS BROTHERSの顧客層向けのカスタムシャツの生産を担っていた、ということです。

 

インディビがブルックスを縫っていた?

 

過去のブログでもかなり丁寧に説明はさせていただいていますが、

アメリカンドレス、トラディショナルを語るうえで外すことができないBROOKS BROTHERSは、

一人のアイビーリーガーから大統領、セレブまで多くの人々を顧客に抱え、

多くのVIPのリクエストに応え続けていました。

 

その中でもシャツは、レディメイドで対応できることがなかなか難しい(世界共通で!)服であり、

着用するシーンによってもバリエーションが必要とされる物でもありました。

 

かの親愛なるジョン・F・ケネディは、ブルックスの大ファンであり、上顧客でありながら、

政界に進出した際のスローガンが、新しいアメリカを作り上げることだったため、

アメリカの象徴であり、ブルックスの象徴でもあるボタンダウンシャツや、

段返り3つボタンのブレザーなどをあえて着用しなかったのです。

後にケネディが着ていた2つボタンのスーツは、No.2 SUITSとして販売されました。

 

 

このように、誰かの理想に合わせて、誰かの体系に合わせて、シャツを作る、ということは

アメリカ全土で求められていたことだったんです。

当時、カスタムシャツメーカーはまだアメリカ国内にもそれなりの数存在し、

その中でもINDIVIDUALIZED SHIRTS社が選ばれた理由としては、

少ないロット数でカスタムができること、

そしてBROOKS BROTHERS社が出した基準をすべて大きく上回ったことである、とJimが教えてくれました。

その結果、INDIVIDUALIZED SHIRTS社は彼らの顧客リストに、歴代大統領や誰もが知るNBAスターなどなどの名前を刻むことになります。

 

 

 

 

これらの関係は、残念ながらBROOKS BROTHERSのアメリカ本国の経営破綻により、

資本が変わってしまったことを機に、関係はなくなったしまいましたが、

INDIVIDUALIZED SHIRTSを信頼するにはとても確かな歴史的事実です。

 

 

 

さてさて、INDIVIDUALIZED SHIRTSのなにが凄いかを説明し終わったので、

今週末発売の新作たちをご覧いただきます。

ここからは画像多めです。

 

 

 

 

 

 

END ON END 

CLASSIC / STANDARD FIT BUTTON DOWN SHIRTS

(BLUE / GRAY / PINK)

 

 

 

 

END ON END、日本では刷毛目(はけめ)という生地です。

コットン100%の平織りではありますが、上下左右に特有のムラがあるのが特徴です。

本当に刷毛で均したみたいな生地感。

 

実はブルックスブラザーズもかなり古くから採用している生地、見た中で一番古いのは40年代のカタログには、

すでに載っていたと思います。

 

インディビのこの生地は、より糸の番手も高く、高密度かつツヤがあります。

ボタンダウンほど、カジュアルでもなく、でもブロードを着るほどドレスアップも気分じゃない、、

そんな時にはエンドオンエンドをどうぞ。

 

知る人ぞ知る、ツウな選択肢です。

 

 

 

 

 

 

PENCIL STRIPE / GINGHAM CHECK

CLASSIC FIT BUTTON DOWN SHIRTS

(BLUE / PINK /LILAC)/(GREEN /LILAC)

 

 

どちらもコットン100%のブロードの生地。ツヤとハリを両立したナイスな仕上がりです。

お気に入りのブレザーの中に軽快に合わせたい一着ですが、

ペンシルストライプならよりクラシックに、

ギンガムならよりキャッチーに合わせられます。

 

クラシックフィットなので、一枚で着た際のバランスも良く、

この時期から夏まで頼りになる一着。

品のあるトラウザーを合わせて、この春はモカシンで少し崩して履きたいですね。

 

 

 

 

 

 

SEAISLAND COTTON PINPOINT OXFORDS

CLASSIC FIT JFK COLLAR SHIRTS

(WHITE / BLUE)

 

 

どうせ持つなら最上質を。なあなたの願いを形にしてみました。

実はカスタムシャツのファブリックにずっとある

シーアイランドコットンを100%使用したピンポイントオックスフォード。

来たるビシッと決めたい日の為に、レギュラーカラーでご用意いたしました。

そしてクラシックフィットではありますが、今回あえてポケットを外しています。

何処に着て行っても恥ずかしくない最高級なシャツを数量限定で販売いたします。

 

 

 

 

世界で最も有名であると言っても過言ではない超長綿のシーアイランドコットン。

説明は省きますが、数あるコットンの中でも最高峰の物だと思っております。

 

特有の油分のある生地と、唯一無二の光沢は、他の生地とは一線を画す雰囲気を醸し出し、

特にこの生地のファンである私は、皆様に早く手に取っていただきたくてうずうずしています。

払っていただいた金額に見合う一枚になるかとは思いますヨ。

 

 

 

 

ここまで読んでいただいたアナタは、きっと今年の春の相棒を新しく迎え入れる準備ができているハズ。

店内には、新作シャツに合わせたいおススメの商品が続々入荷中。

あなたの春をどのシャツと作っていくか、今週末はじっくり店内でお話ししましょうよ。

 

ご来店お待ちしております。

 

 

 

 

 

コウヘイ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2026/03/13

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