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INDIVIDUALIZED SHIRTS: CLASSIC OXFORDS

INDIVIDUALIZED SHIRTS |

アメリカらしいシャツ = オックスフォードボタンダウン。今も昔も、これからも、この式が崩れることはないでしょう。アイビールックやアメリカントラディショナルといった「スタイル」がいかに絶対的なものか。1961年よりニュージャージーで続くINDIVIDUALIZED SHIRTSはこのカルチャーを中心部で支えてきた作り手であり、彼らにとってもオックスフォードのボタンダウンは揺るがぬ定番のひとつです。

「オックスフォード」というのは縦横2本以上に糸を引き揃えて平織りされた組織の定義なので、素材や糸の太さ次第でさまざまな質感の生地が存在します。ですが今日触れるのはあくまでその響きからストレートに想像する地厚なコットンのそれ。注目しなければ気づけない小さな差ですが、実は2種類の生地をストックしています。


“CAMBRIDGE OXFORD”

迷いなくホワイトとサックスのオックスフォードを探しているのであれば、まず選ぶべきはケンブリッジオックスフォードです。イメージを裏切らずに肉厚であり、且つ柔らかな手触りは経年で変化していく風合いを手にした瞬間から予感させます。目を引く大ぶりな襟はインディビ定番のボタンダウン「ユニバーシティ」、往年のブルックスブラザーズを思わせる美しいロールはアメリカが生んだ傑作。カラーバリエーションを見ていきます。オンラインストアは各リンクよりどうぞ。


WHITE
FITS – CLASSIC, STANDARD, SLIM


BLUE
FTS – CLASSIC, STANDARD, SLIM

ホワイトとブルーは充実の3フィット展開。※フィットとは?


GREY
FITS – CLASSIC, STANDARD


PINK
FITS – CLASSIC, STANDARD

無地に負けず劣らずな王道「キャンディストライプ 」も実はこのケンブリッジオックスフォードと同じスペック。


“CANDY STRIPE”

アメトラファンにとってはあまりにオーセンティックなパターンでしょう。ボタンダウンと組み合わさればこれだけで気分が上がるので不思議です。シーズンによってイレギュラーな色展開はあるものの、ライトブルーはけっしてラインナップから外れることのないストライプカテゴリの代表選手。みんな大好きキャンストには昨秋クラシックフィットも加わっています。


LIGHT BLUE
FITS – CLASSIC, STANDARD

ケンブリッジオックスフォードと双璧を成すのが知る人ぞ知るレガッタ。


“REGATTA OXFORD”
※真ん中2枚

さきほども触れましたが、ボタンダウンと聞いておそらく大半の方が象徴として名前を挙げるであろうブルックスブラザーズ。この襟型を生み出した元祖とも言われるので必然かもしれませんが、もう少し踏み込んでアメリカ国内でのシャツ製造を貫いていた時代に目を移します。ヴィンテージ好きの方であれば馴染み深いであろうDAN RIVER(ダンリバー)、かつてのブルックスに生地を提供していたファブリックメーカー。今は亡きこのダンリバーの幻のオックスフォードを、インディビジュアライズシャツができる限りで再現して生まれたのがレガッタオックスフォードです。90年代ごろにブルックスのカスタムオーダー部門のOEMをインディビが請け負っていたのは有名な話ですが、やはりアメリカントラッドとブルックスは切っても切れない関係なのかもしれません。

生地の話をすれば、ケンブリッジ以上にコシのある太番手の糸を平織りにした肉厚なオックスフォード。糸レベルでの漂白を行っておがず、うっすらと黄色がかった綿特有の色合いはオールドアメリカンな雰囲気です。もちろん生地が真価を発揮するのは十分に洗いこんでから。アメトラのはじまりを直に感じながらじっくり育てる。ファーストインディビにもふさわしいオックスフォードです。


WHITE
FITS – CLASSIC, STANDARD, SLIM


BLUE
FITS – CLASSIC, STANDARD, SLIM

悩ましいシャツ選びの助けになれば幸いです。今日ご紹介したケンブリッジとレガッタが大定番であることに違いはないですが、アメリカ本国でカスタムオーダーの割合が最も大きいのは「ピンポイントオックスフォード 」だとのこと。こちらに関しては新入荷を予定しています。オックスフォードの手引き第2弾は引き続きブログをお楽しみに。

ショーゴ

2023/02/23

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