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特別な生地を、特別な仕様で

INDIVIDUALIZED SHIRTS |

新年あけましておめでとうございます。

本年も変わらぬご愛顧の程、よろしくお願いいたします。

 

初日から大変多くのお客様の買い初めのお手伝いをして、

物欲が触発されているコウヘイです。

セールやサンプルシャツフェア、大変ご好評で嬉しい限りです。

 

それに負けじと、新年一発目に相応しいシャツが入荷しております。

 

 

 

今は無き、DAN RIVER社の生地を使用したスペシャルなシャツ。

語るべきところは幾らでもありますが、今回は仕様についてお話しさせて頂きます。

 

 

 

今回のシャツの仕様は、クラシックフィットの6ボタンフロント。(前立てのボタン数が6個、通常より一つ少ないです。)

この生地を最大限味わうために、辿り着いた仕様です。

 

 

 

まずは6ボタンフロントとは、、、、?というところですが、

掘り下げるとやはり、トラディショナルスタイルの雄、BROOKS BROTHERSに回帰します。

 

 

 

 

今から約50年前の1970年代まで、ブルックスブラザーズの”ベーシック”なボタンダウンは6ボタンフロントでした。

ISと比べると、やけに第一ボタンと第二ボタンの間がヤケに長い。

オックス生地のくたびれた雰囲気と6ボタンフロントが生み出す、自然かつ綺麗な襟のロールは、

ボタンダウンシャツの完成形と言っても過言ではありません。

 

 

 

何故6ボタンフロントだったのか、70年代後半になぜ変更されてしまったのか、理由は明らかではありませんが、

ボタンダウンシャツがスポーツシャツであったことを考えると、6ボタンの間隔がよりスポーティだと思える気がします。

 

そして”古い物”が好きな私たち(もちろん皆様も)はこれらに惹かれてしまうのは必然なわけです。

 

 

 

インディビがブルックスを縫っていた?

 

 

上記ブログで手塚氏が、ISとブルックスブラザーズの関係をわかりやすく説明しております。

私たちが常に提案したいのは”リアルな”アメリカであり、それらの提案にはブルックスブラザーズは欠かせません。

それらを踏まえて、この生地でどのようなシャツを作るか考えたとき

リスペクトを込めて、6ボタンフロントで製造することを決めました。

 

 

 

 

 

現在販売中は3色。

 

 

 

まずは、レッド。

展開している3色では、生地に節があるように思います。

ビビットなカラーでは無く、独特な色ムラはやはり古い生地だから為せる業。

 

 

ダークトーンの中に映える赤は、既製品やオーダーできる生地でも見たことがなく、

この機会にぜひ手に取って頂きたい一枚です。

 

 

 

2カラー目はブラック。

名前はブラックではありますが、グレーに近いようなカラーリングです。

 

 

 

古着屋で見る、”黒シャン”のような生地で、長く使い込んだときの表情がとても楽しみな一着。

ヴィンテージが好きな私から見ると、黒シャンのようなインディビという贅沢かつ良いとこ取りな感じも好みです。

 

 

 

 

 

もう一生地はライムグリーン。

実はこちらは手塚氏の個人オーダーの一着。

これらの販売に合わせて別途オーダーしておりました。

 

レギュラーカラーにプレーンフロントの仕様。

今回の3色とは違った毛色のオーダーですが、それもまた一興。

 

このグリーンは注目度も高く、要チェックな一枚です。

 

 

“MILES DAVIS in BLACK IVY”

 

 

当店後方のトランクショーオーダースペースには、様々な本が置いてあり、

必要であれば、ご覧になりながらオーダーの参考にしていただいています。

 

その中から”BLACK IVY”の1ページ。

1900年代中盤のジャズを支えたマイルス・デイヴィスのスタイルが、

このライムグリーンのシャツの着こなしの正解なのかもしれません。

 

 

正直な話、日本ではそこまで浸透しきっていないカラーリングのシャツですが、

BLACK IVYを始めとした、アーカイブとされる写真集には様々なスタイルが記録されています。

 

それらをもっと体験していただくために、、、

 

 

 

 

1/14(日)まで期間限定でトランクショーで、DAN RIVER社の生地がご使用いただけます。

すでにご注文いただいていて、もう使用できない生地も何色かございますので、

詳細についてはお問い合わせください。

 

過去の記録を参考に、アーカイブのようない一着を作るも良し、

自分だけのディテールを組み込んだ一着を作るも良し。

 

迷っている時間はさほどないかと思います。

新年早々、貴重なシャツと体験をUSONIAN GOODS STOREにて。

 

ご来店お待ちしております。

 

 

 

コウヘイ

 

2024/01/08

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