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RANCOURT ”WELTLINE PENNY LOAFER”

皆様こんばんは。

新作ラッシュのこの頃、毎週変わりゆく店内のラインナップに、

どれを買うか悩まされるコウヘイです。

今回ご紹介いたします商品もグッと来ています。欲しいです。

魅力をお話させていただきます。

RANCOURT

WELTLINE PENNY LOAFER

ユーソニアンではお馴染み、アメリカはメイン州のモカシンメーカーのランコートから、

この春思わず手に取る、ペニーローファーのご紹介です。

ブラックのカーフ（牛革）を使用した、コインローファーですが、

甲部分のストラップが、なだらかにソール部分までつながっている、

フルストラップ仕様のローファーです。もちろんアメリカ製。

ステッチは同系色の黒でまとめられ、モカシンメーカーではありますが、どこかドレスの香り。

グッドイヤーウェルトで、ダブルレザーソール、コバ部分も張り出しはなく、

程よく引き算がされた一足。

しかしながら、モカ縫い部分はハンドソーンで、意匠を感じます。

今までの当店のランコートのラインナップは、

キャンプモックやレンジャーモックなど、アメリカンモカシンの良さを感じていただける

ど真ん中の提案でした。

モカシンとドレスローファー、同じトラディショナルなアメリカ靴といえど、

ランコートがこのようなローファーを作っていたとは。。。懐の広さに脱帽です。

メイン州に古くから根付くモカシンカルチャーに加え、

名だたるブランドのOEMをしていた実績がなせる業です。

そうとなれば、あわせはとことんトラディショナルに。

今時期だとライトオンスのシャツにレップタイにお手持ちのネイビーブレザー、

新作のRICHARD MASCIANTONIOのパンツ。

もちろんホワイトソックスはマストです。

とことんトラディショナルを楽しんで、少しアッパーに表情が出てきたら、

ショーツに合わせて夏を迎えてください。

黒のカーフのローファーなら数あれど、

アメリカ製、かつフルストラップという条件を重ねると選択肢はほとんどないかと思います。

そしてそれらをアメリカントラディショナルを支えてきた、モカシンメーカーが作る面白味も含めておススメです。

選択肢が多いものほど、心から良いと思えるものを選びたいですね。

長く連れ添う相棒なら猶のことです。

ランコートのフルストラップのドレスローファー。

ドレスな怠け者という矛盾、私と同じ天邪鬼なあなたにおススメですよ。

手短に話させていただきました。店頭でぜひこの良さを感じ取ってください。

コウヘイ

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