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RECOMMENDATION FOR CUSTOM ORDER : INDIVIDUALIZED SHIRTS VOL.5

INDIVIDUALIZED SHIRTS | CUSTOM ORDER

こんにちは。三森です。

9月に入り秋服を着用したい時期ですが、暑い日が続きます。ジャケットを羽織りたいと思いますがまだ着るには遠そうですね。

USONIAN GOODS STOREのスタッフとしてもうすぐ一年が経ちます。あっという間に過ぎると感じつつも充実した日々を送り、店頭でみなさまにお会いできるのを幸福に思います。

どうぞこれからもよろしくお願いいたします。

月初めになるので恒例のカスタムオーダーシャツのご紹介です。

前回私はドレスシャツでしたが今回も同じくテーマはドレスシャツです。前回のブログはこちら。

W76BBC-K

COTTON CLASSIC

白地に青線のグラフチェック。カスタムオーダーでご好評いただいてるTATTERSALLが主に2色なのに対しこちらは単色かつ、目が細かいのでよりシンプル。Compact Yarn(コンパクトヤーン)なので通常の糸よりも毛羽が少ないためシルクのような光沢と肌触りが生まれます。生地自体はドレスシャツに相応しいでしょう。

このシャツをオーダーした時は仕様を決めた後に生地を選びました。基本カスタムオーダーをお受けする際、大多数の方はサイジングを決め生地、仕様の順番になります。

シャツの仕様を決めてから生地を当てはめるように決めるのも個人的には面白いと思いました。

先に決めた今回の仕様ですが、ポイントは襟になります。

X-BD-H

TAB COLLAR

このX-BD-Hとはカスタムオーダーをされた方はピンとくる方もいらっしゃると思いますが襟の長さ、仕様になります。

最初の”X”の部分ですがこれは台襟の長さを表すコードになります。通常、みなさまには”H”の長さでご案内をしていますがご希望があればこちらも変更可能になります。首が長い方や細い方におススメです。

真ん中の”BD”が襟の仕様。最後の”H”がフロントの長さになります。

中でも台襟の高さを変えるとシャツの印象は意外と変わります。高くなると全体的に襟自体が大きくなり、70年代のシャツに多く見られるような襟になりました。試しに長くしたのでどのようになるか楽しみでしたが非常に嬉しい形で仕上がってくれました。着てみると首元が覆われてる感覚になります。

台襟を高くしたときの本領はジャケットを羽織ったときに現れます。

↑通常の襟”H”

↑台襟”X”(Extra High)

既製品や通常の襟の高さになると羽織ったときに少し顔を出すくらいにとどまりますが、高くすることでしっかり襟が出ているのが比べてみるとわかると思います。

フォーマル感が高くなりますね。ボタンを開けて着用した際も襟が首に沿って綺麗に立つようになります。今回、芯地は通常(SOFT）の為、開けて着る際は襟を倒して着用する感じになります。芯地を替えるだけでも変わったりしますがそれはまたの機会に。

この襟の主張がたまらなく良いと感じます。

特徴的な襟、生地を選ぶのもカスタムオーダーの醍醐味ですがこういった細かいところを変更するのも良いかもしれません。

タブカラーで作ろうと最初に決めてました。ネクタイを締めるときに着たいシャツを作りたいという単純な理由です。80年代から人気の仕様で胸元に上品な印象を与えます。既製品では基本タブカラーが無い為、オーダーするに限ります。今回はボタンタブですがスナップボタンにもできます。タブを留めやすいようにプレーンノットで。

やはりこの立体的に見えるというのが一番の特徴。結婚式やパーティーシーンなどで着ていきたいですね。ただそのような行事はあまりないのでおとなしく店頭で着ていきます。テーラードジャケット以外にもカジュアルな合わせもやっていきたいです。

他はこのような仕様です。

・BR CUFF

・Vポケット

・FRONT TOP CENTER

・BACK BOX PLEAT

この夏は普通に一枚で着ていました。開けて着るとこんな感じ。