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RECOMMENDATION FOR CUSTOM ORDER : INDIVIDUALIZED SHIRTS VOL.2

INDIVIDUALIZED SHIRTS |

皆様こんにちは。コウヘイです。

 

 

 

あっという間に6月最終盤。

一年の半分が終わろうとしていますがいかがお過ごしですか。

既に暑い暑い言っておりますが、本番はもう一段階ギアが上がると思うと少し憂鬱です。

店内は冷やしておりますので、涼みに来てください。

 

ちなみに正式にポストできておらず申し訳ないのですが、ALDENが7/1から値上げです。

残り三日間の駆け込み、大歓迎ですので夏を乗り切る勢いでご来店お待ちしております。

 

 

 

ブログの人気コンテンツとはわかっていながら、バタバタにかまけて更新できていない、スタッフ個人のオーダーシャツブログ。

他のブログに比べて閲覧数が多いので勝手に人気コンテンツと思い込んでいますが皆様合ってますか?

是非読んでいる方は店頭にてお聞かせください。励みになります。

 

 

そんなわけで今回は私のシャツについて。

ベーシックで飽きずに着られるはもちろんですが、適度にその時の気分や一癖入れたいと思っていつも頭を悩まします。

このシャツが完成するまでの頭の中を出来るだけ言語化してお届けします。

皆様のオーダーの参考になる部分が少しでもあれば幸いです。

 

 

 

 

 

 

まずは選んだ生地から。

 

 

 

 

S12ATS-O

 

長い間欠けていたグリーンのストライプ。

最高な形でカムバックしてくれました。

今期(25SS)のクラシックキャンディストライプも大好評、サイズかけが起きておりますが、それとはまた少し違う様子。

 

”CHELSEA TWILL BENGAL”と名付けられたストライプは、織ではなくプリントのストライプ。

それに加えて、この生地は織がツイル(綾織)になります。

 

 

 

綾織、ご存知のかたも多いかとは思いますが、簡単に言えば生地の織りが斜めに入るように糸を織る製法です。

デニムなどのカジュアルなもののイメージが強いですが、今回の生地のように高番手の糸を高密度に使用すると、艶も出やすく品のある生地になります。

特徴と言えば、最初から柔らかく生地に皺も入りにくい扱いやすい生地であることです。

生地の裏に白糸部分が浮かびあがるので表裏で表情が違うのが分かりやすいです。

デニムのロールアップを思い浮かべればわかりやすいですかね。

 

 

 

 

さて、そんな素敵な新生地に惚れてオーダーするシャツはどのようなものにしようか。

スタッフ自身も毎度、お客様と同じように楽しんでオーダーしています。もちろん私も。

今回は、”CHELSEA”からイメージを膨らませ、オーダーをしました。

 

 

 

 

 

聞き馴染みあるのはフットボールの母国、イギリス(イングランド)はロンドンの地名。

日本ではロンドンストライプと言われる柄と同義で良いかと思います。

 

ちなみにロンドンストライプは和製英語。

ブリティッシュシャツの最高峰、ターンブル&アッサーがこのような柄のシャツを多く取り扱っていたことから、日本ではロンドンストライプと呼ばれることが増えたそうです。(諸説あり)

 

 

つまるところ、いつものオーダーイメージであるアメリカのヴィンテージの一枚に存在しそうな物、というよりかはブリティッシュ・アメリカンな一枚を作ろう、という考えにまとまりました。

敬愛すべき、ラルフ・ローレンのアーカイブのようななんでもない一枚をイメージに。

ブルックス・ブラザーズがアメリカン・トラッドの第一人者であれば、

ラルフ・ローレンはアメリカン・トラッドとそのルーツであるブリティッシュドレスを咀嚼し、 ブリティッシュ・アメリカンを世界に知らしめた第一人者かと。

 

 

さてさて、明確なイメージが決まれば仕様も比較的決まりやすいですね。

まずは、襟型。今回はH-BD-Hを使用。

”BD”カラーはINDIVIDUALIZED SHIRTSの歴史の中でも最初期から残る襟で。アメリカンクラシックを象徴する襟です。

ポイントは真下に落ち、レングスも比較的長め。様々なネクタイに合わせたい思いから、より台襟の高い”H-H”を選びました。

どうせならとネクタイ合わせも。

 

 

 

 

 

 

 

 

INDIVIDUALIZED SHIRTS CUSTOM SHIRTS

INDIVIDUALIZED ACCESSORIES REGIMENTAL STRIPE TIE

FINE AND DANDY TIE BAR

 

 

ネクタイもイギリス由来のロイヤルな一本をチョイス。

ネイビー×レッド×イエローはロイヤルアーミーに多い組み合わせです。

台襟を高くし、ネクタイがまとまるようタイバーも付けています。

いかにもジャケット着たくなるような合わせを。暑さが落ち着いたらこうやって着よう。

 

 

そしてその他仕様は以下。

 

・BR CUFF

・トップセンターフロント

・ポケット無し

・ショルダープリーツ

 

 

このような感じでバランスを調整。ここの塩梅がシャツ全体のイメージを左右するかと思います。

オーダーしたことのない方は何の話?となると思うので、ぜひ店頭でお問い合わせ下さい。

 

ちなみに、私は都度のシャツオーダーでサイズも少し調整します。

ベースにしているサイズはクラシックフィットの 15 1/2-33

しっくりこない方はこちらからお読みください。

 

 

 

今回は、着丈を1インチあえて長くしまして、より古き良きインポート衣料を雰囲気を忠実に。

カフはいつもより1/4インチサイズダウンし、より手首がすっきりするよう調整。

 

この辺りは生地やイメージ、その時の気分で都度いじっています。

ちなみに今回はEND ON ENDという生地のブルーで同じ仕様で作成しています。

 

私物シャツをサンプルとして店頭に並べていますので、タイミングが良ければご覧いただけます。

事前にご連絡いただければお持ちしますので、お気軽にご連絡くださいませ。

 

今オーダーいただくと、おそらく10月くらいにはお渡しできます。

暑さも落ち着く頃ですので、シャツを着るには良い季節。

ぜひとも、オーダーのご検討もお待ちしております。

 

 

 

 

 

 

 

コウヘイ

 

 

 

 

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2025/06/27