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みなさまこんにちは。手塚です。

本日のブログはミシガン州デトロイト発のニットウェアブランド”SOFT GOODS”より新入荷のお知らせ。過去に当店にお越しいただいている方、もしくはコアなアメリカンアパレルギークであればブランドをご存知かもしれません。

9oz Cotton Sweatshirts, Pants, and Hoodie

「スローファッション」をテーマに掲げ、素材と構造の両方向から何年も変わらずに愛用できる洋服作りを目指すソフトグッズ。製品のすべてにアメリカ国内で調達したコットンを用い、デトロイトの自社工場でフィニッシュするという徹底ぶり。その意義はブランディングとしてのMADE IN USAにとどまらず、ローカル、そしてアパレル業界というコミュニティへの安定した雇用の提供に貢献しています。

スウェットシャツに使われるカルフォルニアコットンフリースはほどよい厚みの9オンス。たとえばチャンピオンのリバースウィーブに代表される「ヘビーオンス」なスウェット地が11〜12ぐらいなので、もう少しライトな着心地です。このあたりは好みにもよりますがシーズン問わず手にとれる中厚手のコットンスウェットシャツは個人的に欠かせません。

“Flatseamer”

ディテールで特に気になるのが各シームの平面縫製。フラットシーマーと呼ばれる高価な特殊ミシンで6本の糸と4本の針を用いて縫い上げられる技術は着たときのごろつきを大きく軽減します。実はこのミシン自体が60年代のアメリカで開発されたものらしく、こんなところにもロマンを感じてしまいました。もちろん耐久性も通常のロック縫いを遥かに上回るもので、着心地と強度の両軸で素晴らしいクオリティの逸品です。

ナチュラルは無染色、カラーはガーメントダイ(製品染め)。綿本来の、天然素材のぬくもりをそのままに感じられるのは大きな魅力です。100%コットンともなれば心配されるのは縮みの部分ですが、そこはばっちり現代の防縮加工済み。ご安心ください。

横にゆったりボクシーなシルエットと、それを際立たせる長くて締りの強いリブ。アメリカらしいスウェットシャツという表現はいささか安っぽいかもしれませんが、とにかく誰でも着られる嫌味のないデイリーウェアです。着こなしの提案はまた後日。まずは店頭でお試しください！

手塚

Slow Fashion. We make garments that will last a lifetime. Your grandkids will be fighting over your Soft Goods made sweatshirt. – SOFT GOODS

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