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THE ANTIQUE WATCHES VOL.2: ROLEX, OMEGA, AND IWC

EVENT |

イベントの詳細は昨日のブログをご確認ください。


THE ANTIQUE WATCHES (IN STORE AND ONLINE)
4/15(Sat.) – 23(Sun.)
INSTA LIVE
4/14(Fri.) at 7:15pm

さて、THE ANTIQUE WATCHESの開催まで残すところ2日となりました。明日の夜にはインスタライブ!19時15分から30分か40分くらい、L o’clock (エルオクロック)オーナーの秋山さまにいろいろ聞いてみようのテーマでお送りします。随時ご質問受け付けますのでお気軽にコメントをどうぞ!

インスタライブに先立って、今夜はアメリカの時計史とは切っても切れない関係のスイスブランドからおすすめをいくつかピックアップしたいと思います。ROLEX、OMEGA,、IWC、誰しもが知る時計の名門。アメリカ時計の集積じゃないの?という疑問も聞こえてきそうですが、時計というジャンルにおいてスイスは世界の中心。(勝手に)腕時計黄金期と称したい1950~60年代のアメリカンウォッチも、ムーブメントはスイス製であることが多いです。ミリタリーウォッチならその傾向はなおさら大、近年だとハミルトンが製造拠点をスイスに移しています。とはいえウンチクばかり並べていても仕方がないので、積もる話は明日のインスタライブで!商品写真メインの駆け足ブログになりますが、ライブ視聴前の予備知識としてお役立てください。


“OMEGA”

世界的時計ブランドのOMEGA(オメガ)からはレトロなビジュアルのヴィンテージが4本。ピンからキリまで幅広いレンジのオメガウォッチですが、アンティークでも相場に差があって面白いです。中央左のSeamasterはオメガを代表するモデルのひとつで、名付けられた通り高い防水性が特徴的です。ケースや文字盤もスポーティーな雰囲気で、コンパクトながら無骨さを感じます。ちなみにSeamasterから派生したSpeedmasterは前者と双璧をなす代表モデルで、かの有名な「はじめて月に降り立った時計」でもあるNASA公認のクロノグラフです。中央右のConstellationはオメガの最上位に位置する高級モデル。薄型2針のシンプルなデザインはスポーティーなSeamasterと比べると幾分もエレガントです。


DE VILLE
71,500 in-tax

無駄を削ぎ落したソリッドな雰囲気が美しい両端のモデルはDE VILLEです。Seamasterから派生したこちらはフランス語で「都会」の意。名に恥じぬ風格のドレスウォッチですが、エルオクロックさんのセレクトらしく手に取りやすい価格なのが嬉しいところです。


“IWC”

これもまた非常に人気の高いブランドですね。International Watch Comapny、通称IWCは正真正銘スイス製のウォッチメーカーですが、創業者がボストン出身の時計職人だという事実は意外にも知られていません。設立の目的はアメリカ国内で需要の高まっていた懐中時計の製造。スイスの伝統的な技術に目を付けたというわけですが、なんとこれは1860年代のことです。現代の話をすれば、ファッションの一部、デイリーウォッチとしての知名度、人気はトップクラス。写真の2本は60、70年代製造の手巻き時計、クラシックでありモダンな空気も纏う、日常使いに最高なバランスです。


AUTOMATIC Cal.8541
220,000 in-tax

IWC固有の自動巻き機構、通称「ペラトン式機構」のムーブメントの中で、その完成形とも称される最後期のCal.8541を搭載したオートマチックモデル。Cal(キャリバー)っていうのはムーブメントの種類を指す用語ですが、ペラトン式は調べてもなかなか理解が難しい……明日の質問リストに加えます。機構の話を抜きにしても、スクエアとラウンドの中間のようなデザイン、見かけることのないメタリックブルーの文字盤、なんでしょうこの近未来感は。簡単には言い表せない不思議な美しさを秘めた一本です。洋服も靴も、時計だってやはり70年代前後の独特な発想にはわくわくさせられますね。


“ROLEX”

最後は誰しもが認める腕時計界の王様ロレックス。念のためワールドシェアを調べましたが、万年安心の1位でした。ロレックスに関しては言わずもがな名だたる偉人、セレブが見につけアメリカとの関係性にも事欠きませんが、個人的な面白エピソードとしては、一時アメリカのライセンス品をWittnauerが製造していたという事実です。アメリカが自国時計産業保護を行っていた時期なのでかなり昔の話ではありますが、それほどまでにブランドネームの影響力が巨大だったということでしょう。LACOSTEとIZODみたいな感じですね。そのほか、ロレックスがいかに偉大かという部分に関しては私が説明するまでもないので割愛します。


OYSTER
330,000 in-tax

「1926年、ロレックスが防水性と防塵性を備える世界初の腕時計を開発し、大きな第一歩を踏み出した。『オイスター』と名付けられたこの時計は、完全密閉のケースを備え、ムーブメントを完璧に保護することを可能にした。」ロレックス公式によると、オイスターを身に付けたままイギリス海峡を泳いで渡る横断チャレンジを行い、10時間水中という試練を乗り越えたそうな。オイスターのはじまりにそんな逸話があるとは知りませんでした。1970年製の手巻き式ヴィンテージロレックスオイスター、さすがの風格です。憧れます。


OYSTER PERPETUAL
385,000 in-tax

オイスターをベースとしつつ、自動巻き機構を備えたオイスターパーペチュアル。色合いも手伝ってか、エレガンスが加わったように感じます。ちなみにパーペチュアルとは永久を意味し、ローターが360度回転する世界初の機構だとのこと。値段は少し張りますが、エルオクロックさんの言葉を借りればこれこそ「カジュアルヴィンテージウォッチ」の最高峰ではないかと思うわけです。ちなみに、戦前の世界最速ドライバーであるサー・マルコム・キャンベルはロレックスの歴史上最大の顧客のひとり。


Old Rolex Advertisement

このスピード王者はロレックスの時計を着用して1924年から1935年までに9回も世界新記録を更新し、そのうち5回はフロリダ州デイトナビーチで達成されたそうな。この地で今も続く24 Hours of Daytona(デイトナ24時間レース)は世界三大耐久のひとつに数えられますが、奇しくも1992年からメインスポンサーになったのはなんとロレックス!実に美しいストーリー。


“Rolex 24”

15日より開催のTHE ANTIQUE WATCHESに併せて、このROLEX 24のオフィシャルアーカイブグッズを店頭に並べます!詳しい紹介はまた改めて。

いろいろ盛りだくさんですが、店頭では整えてご紹介しますのでご安心ください。まずは明日の夜7時15分より、インスタライブでお会いしましょう!

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2023/04/13