NEWS&BLOG

This is the Main way how to feel the MAINE

EVENT |

こんばんは。コウヘイです。

 

3連休初日、あいにくの雨でしたがご来店いただきました皆様

ありがとうございました。

明日、明後日は天気は崩れなさそうなので、散歩がてら遊びに来ていただければ幸いです。

 

 

そんな中、本日からは”THE MAINE ESSENTIALS”を開催。

アメリカは北東部、メイン州にフォーカスしたイベントです。

 

 

 

 

全米屈指の雄大な山と湖、そしてそれらをつなぐ川に囲まれ、

独自の文化と生活様式を確立しているメイン州は、冬がかなり寒い分、夏は避暑地としても知られています。

 

メイン州と聞けば、アメリカ国民に200年近く愛されているL.L.BEAN。

CEDER KEYなき今のUSONIAN GOODS STOREにはなくてはならないブランドです。

まさにアメリカンな洋服も絶えず販売している一方で、

当店で扱うのは、わかりやすくアイコニックな商品たちです。

 

 

 

 

L.L.BEAN BOAT&TOTE BAG

 

冷凍庫の普及が未発達な時代、

魚やロブスターの一大産地であるメイン州では、冷蔵、それらの保存期間を延ばすために、大量の氷を購入し運ぶ必要がありました。

そこで彼らは、24オンスのコットンキャンバス地を作成し、カバンに採用。

1944年に、”アイスキャリア”と名付けられ販売開始しました。

溶けた水は漏れることなく、丈夫で、簡単に洗うこともできる、

アメリカ国民に寄り添った傑作が誕生したわけです。

 

 

その後、1960年代にBOAT&TOTE(ボートアンドトート)に名称変更がされ、

よりアメリカの日常に馴染むカバンと化したのです。

 

ヴィンテージ人気が著しい昨今でこれらのヴィンテージももちろん、

高値で取引されています。

ハンドルの幅が狭い、横のステッチが特徴的など

年代を判別する基準まで、誰もが調べればわかるほど、

現代には浸透しているものですが、

今現在店頭で販売しているBOAT&TOTEも

ヴィンテージと変わらぬ工場で一つ一つ手作業で生産されています。

 

ヴィンテージに対し特別な思いを抱くことはわからなくもないですが、

今もなお当時と変わらぬ生産背景を保ち続ける彼らへのリスペクトを。

そして最初は硬いキャンバス地を、自ら未来のヴィンテージに育て上げる楽しみをぜひ。

(そちらの方がお財布にも優しいヨ)

 

現在店頭では、シーズンカラーのアンティークオリーブ、オレンジを含めた、

様々なサイズ、カラーのBOAT&TOTEを展開中。

春の装いに、キャンバストートの一新も必要ですよね。

 

これから増えてくる雨に向けて、BEAN BOOTSも各種入荷させました。

もちろんこれらも、変わらぬ背景で、MADE IN THE U.S.A.

 

 

店頭ではお先にお見せできますので、お気軽にお問い合わせください。

 

 

 

さてさて、THE MAINE ESSENTIALSを形成する、もう一つの要素は、

”モカシン”でございます。

ローファー、デッキシューズなどなど、様々な靴と混同されがちなモカシンシューズですが、

端的に言うと、モカシンという言葉は”製法”を表します。

 

 

 

 

様々なところで解説されているとは思いますが、今一度説明させてください。

モカシンは、ヨーロッパの移民が持ってきたシューズ文化を、

アメリカ北東部の先住民族(ネイティブアメリカン)が独自に発展させたものです。

 

 

 

鹿などの一枚革を使用し、足を包み込むように仕上げ、

U字にステッチを入れる(いわゆるモカ縫い)ことにより、

一枚革でも可動域を確保し、快適に足を動かせるように設計されました。

また足裏のパーツも、滑りにくく、足音も出にくいよう、様々な計算された設計が用いられました。

 

 

 

それらの製法が、一部デッキシューズやローファーに用いられたことから、

定義があいまいになっていることも散見されますが、

正しくはモカシン製法が用いられた、デッキシューズやローファーが存在する、ということになりますね。

 

 

 

話が少し逸れましたが、モカシン生産が盛んだったメイン州は、先ほどシューズ生産が伝わったアメリカ北東部にあり、

メイン州がシューズ生産の聖地になるのは必然的だった、とも考えられます。

G.H.BASS、SEBAGO、EASTLANDにRANCOURT、

ざっと思い出すだけでこれだけ出てきますが、

その中でもQUODDY  TRAIL MOCCASINNは古くからの作りをより誠実に、

丁寧に作り上げている、希少なメーカーです。

そして何より、上記したブランドの多くは、80年代から90年代において、

生産拠点をアメリカ国外に移し、より効率化された生産、販売路線を選びました。

 

 

 

 

ビジネスとして、それが成り立つのは百も承知ではありますが、

USONIAN GOODS STOREで取り扱うのはやはり、コストがかかろうと、

アメリカンクラシックを感じるものであることが絶対条件。

今店頭には、QUODDY とRANCOURT、そしてWISCONSINNの雄、RUSSELL MOCCASINが生き残りました。

 

これが皆様にお届けできる、私たちが思うアメリカンクラシックなモカシンです。

 

 

 

 

 

 

 

RUSSELL MOCCASIN

FISHING OXFORD(BLACK) / SPORTING CRAYS CHUKKA(RED MAPLE)」

 

 

 

 

 

 

あれだけ国内のショップに溢れていたのに、ここ数年めっきり見かけなくなったラッセルモカシン。

消費されるスピードや、為替、物価高に対し、言いたいことはたくさんありますが、

私たちが提案できる最高のラッセルモカシンがご用意できております。

弊社バイヤー牧野が、現地ウィスコンシンまで趣き、直接オーダーをした至極の2モデル。

サイズは限られていますので、ぜひご検討ください。

 

 

 

 

 

RANCOURT

BAXTER RANGER MOC / GILMAN CAMP MOC

 

 

ランコートは1960年代に創業した同じくメイン州発のシューズメーカー。

クラシックなモカシン生産はもちろん、近年ではアメリカ国内のBROOKS BROTHERSのドレスシューズの生産も

受けていた、アメリカ国内での評価もとても高いメーカーです。

上記のようなクラシックスタイルのモカシンはもちろん、内羽根のストレートチップなども

作れる懐の広さを持つ彼らは、COLE HAANなどのOEMも請け負った実績もあり、

実績と信頼の厚いシューズメーカーです。

 

 

 

 

 

そして最後に、今回の基盤となるQUODDY TRAIL MOCCASIN(クオディ)

彼らの実績として、切っても切れない関係のL.L.BEAN

先ほどご紹介したBOAT&TOTEを含めた、世界中からのメールオーダーカタログの中には、

バーズアイセーターや、ローデンジャケット、シャモアクロスなど、名作はいたるところに掲載されていましたが、

その中でも高い人気を誇った、ブルーチャーシューズ。

その生産は、同郷のクオディが責任をもって作り続けていました。

 

L.L.BEANのモカシンは、現在ではアジア生産に切り替わってしまっておりましたが、

今もなお、クオディはメイン州の自社工場で一足ずつ丁寧に生産を続けています。

 

 

ランコートやラッセルも含めて、モカシンシューズはクロムエクセルやスエードなど、

馴染みの良い、かつタフなレザーで作られることが多く、

比較的イージーな履き始めを味わえます。

そしてドレスシューズのようつまずいて、ぶつけて、落ち込む必要もありません。

油分のたくさん含んだレザーは、ブラッシングだけでも程よい光沢と、多少の雨なら弾くポテンシャル。

特有の色抜けすらも、履きこむ楽しみの一つです。

 

 

 

三森も書いていましたが、レザーシューズなのにカジュアルでどっちつかずのシューズ、

と私も20代前半は思っていました。

しかしながら、先輩方が長年履いた、少し潰れたクオディを見たときに、

えも言われむ格好良さに一目ぼれしました。

 

スニーカーにはないレザーの色気と、ドレスシューズにはない特有の気の抜け方。

カッコよい大人はカッコよいモカシンを持ってましょうよ。

え?どれがおススメ?

選べないから全部履いて試してください。

 

明日もたくさんのご来店お待ちしております。

店内でメイン州をたくさん感じてください。

 

 

 

 

 

 

コウヘイ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2026/03/20

line