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WORLD’S FINEST BALL CAPS, STILL MADE IN THE USA.

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朝晩が涼しくなり、日中もかなり落ち着いた気温になりました。

あれだけ暑くて嫌だった夏も、こんなにあっさり終わると切ないですが、どうか暑さがぶり返らないことを願うばかりです。

気温が下がれば、必然的に秋冬の準備をしなければなりません。

今回のブログで紹介するのは秋冬の代名詞であり、大好きなウールプロダクト。初めての取り扱いですが、既に心を掴まれそうです。

COOPERS TOWN BALL CAPは1986年に誕生。

名前の通り、ニューヨーク州のクーパーズタウン近郊の小さな工場が作るキャップメイカーです。

嬉しい嬉しいUS MADE。

今回入荷したのは彼らが得意とするウールアスレチックフランネルの生地を使った、所謂ベースボールキャップ。

彼らは”ブルックリンスタイル”と称しており、1890年代から1940年代後半までをベースにキャップを作り上げます。

年代によって変わってくるのはツバの硬さ、長さです。古ければ古いほど短い。聞くだけで良さそう。

今回入荷したのは、1929-1937モデルのキャップ3種です。

ツバは硬いライニングで、ベーシックな長さ。

ウールフランネルは秋冬しか使えないカモ…

なんて思ってたんですが、実は通気性に優れている素材の様でして、春夏も問題なく使えるとのこと。

1960年代までは通年でウールフランネルの生地が公式のキャップだったようです。

画像を参考までに。どことなくウールっぽいキャップ。


【Martin Dihigo 1905-1971】

そう聞くとなんとなく春夏も被れてしまう気がします。

まず一つ目はニューヨーク・メッツ…ではなく、ニューヨーク・キューバンズです。

1935年に発足した野球チームで、ニグロリーグに属していました。

この球団の創設者である、アレックス・ポンぺスは、

後にラテンアメリカ系人種をメジャーリーグに参入させることに貢献し、球界殿堂入りをしています。

単にキャップを買うだけでなく、その裏に隠された歴史を調べても面白いかもしれませんね。

ブラックのウール、バンドはレザーで安心。

スタイリングを選ばない優秀カラーリングです。

二つ目はピッツバーグ・クロウフォーズ。同じくニグロリーグ所属チームの30年代のロゴデザイン。

ウールのフランネルのグレー、使い込んだ表情が楽しみなキャップです。

 

最後はみんな大好きニューヨークヤンキーズ。

皆様ご存知の1901年創立の名門球団です。

ヤンキーズと言えば象徴的なあのロゴですが、今回のはなんだか様子が違います。(あのロゴはもちろんカッコイイケド。)

これは1940年代のヤンキースのロゴです。

古い物が好きな私たちはそれだけで嬉しい。

個人的にグッとキてます。欲しい。

意図せずとも最近アメリカ野球の映画を見たので、


42 (2013)

最近の映画ではありますが、1940年代のアメリカを題材にした映画です。

黒人初のメジャーリーガーとなったジャッキー・ロビンソンが、

差別に野球で立ち向かっていく、実話です。

彼の背番号42は、メジャーリーグはもちろん、アマチュアチームまでも永久欠番になっています。

映画大国アメリカのNO1野球映画なので、ぜひご興味あれば観てください。

僕は今日バッティングセンターにでも寄って帰ります。

 

ではまた。

コウヘイ

 

ご好評のヴィンテージコレクションも残すところあと2日になりました。インディビジュアライズドシャツのトランクショー(カスタムオーダー)は、アメリカ側のコスト変動により9/17より値上げを行います。お悩み中の方はぜひ16日までにオーダーをご検討ください!

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2022/09/02

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