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WYTHE FW22 “GREAT CAMPS OF THE ADIRONDACKS”

先に目にしたルックブックがあまりに魅力的で、ご紹介できるこの日を心待ちにしていました。みなさまおまちかねのWYTHE NEW YORK（ワイスニューヨーク）秋冬第一便が到着です。

その素晴らしい世界観の舞台となったアディロンダックは、ニューヨーク北部に連なる雄大な山脈。ワイスのものづくりに漂うアメリカ中部な雰囲気とは全く異なる東海岸のアウトドア。相反するものかと思いきや、見事に融合させるワイスはさすがの手腕です。本日のブログは写真が多くなりそうですが、わたし自身もそれだけ興奮しているということでご容赦ください！

WASHED FLANNEL WORK SHIRTS
30,800 IN-TAX EACH

おなじみとなったブランド定番のワークシャツ。今季のカラーネームは手前からIDAHO AUTUMN、TROUT RIVER、HEARTH PLAID-SAN LUIS VALLEY、どの名づけもワイスの「イメージ」ですが、それだ！とうなづいてしまう不思議。ラルフローレンで生地開発に関わっていたデザイナーのピーター、ワイスで使われる生地もほとんどは彼がミルと直接やりとりして生み出されるものです。

ゆったりとリラクシングで、肩肘張らずに羽織ることができるワイスのシャツ。毎シーズンほれぼれしている気がしますが、今秋冬のパターンも例にもれず美しい。色合いや生地の質感は1920年代から60年代のアメリカンフランネルシャツからインスパイアされ、100％コットンの生地は生産工程のすべてをインドの家族経営工場が担います。

完全に初見なはずなのに、どこか懐かしい今季のコレクション。聞き覚えがある気がして振り返ってみるとやはり。ユーソニアングッズストアで取り扱うことが決まったファーストシーズン、21年春にリリースされたCAMP FRIENDLY PINESのコレクションイメージもアディロンダック山地でのキャンプシーンでした。どうりで安心感を抱くわけです。シーズン毎にテーマを設けて世界観を創りだすワイス。いつだって魅了されますが、そんな愛着もあって今季は格別です。

“WYTHE VALLEY RANCH” CHAINSTICHED PARKAS
49,500 IN-TAX EACH

とにかくものづくりへ異常なまでのこだわりを見せるピーター。秋冬らしい肉厚なコットンフーディ―は、この時代になんと裁断縫製から刺繍までオールアメリカンメイド。しかもチェーンステッチです。量産品では生み出せない温かみと、直に感じられるアメリカの香り。来年も再来年も、5年後も10年後も、ワイスはこうであってほしいです。

古き良きアメリカを感じさせながらも、けっしてヴィンテージのリプロやレプリカに落ち着かないのがワイスの格好良さでありリアル。シーズンによってそれぞれ思い起こさせる背景や時代はあれど、WYTHE NEW YORKは絶対的にオリジナルです。

WASHED SHETLAND SADDLE SHOULDER SWEATERS
37,400 IN-TAX

深く美しいバーガンディとネイビー、クルーネックのウールセーターは間違いなく秋冬の主役。毛羽立ちの強いシェットランドウールとサドルショルダースリーブの組み合わせは、伝統的なニットウェアのスタイルをリスペクト。漂う雰囲気は東海岸のアウトドアか、あるいは少し真面目にアイビールックの1ピースか、アディロンダックを舞台にした今秋冬のコレクションらしいモデルです。

ワイスらしいアイデアと、今季らしいデザイン。なんとも可愛らしいジャカードソックスに意表を突かれてひとまず第一便の紹介はおわり。

RECYCLED COTTON JACQUARD SOCKS
4,950 IN-TAX EACH

デザイナーを立ててものづくりをしているようなブランドは、ユーソニアングッズストアでは数少ない存在です。リアルなアメリカの体現をめざす我々にとって、トラディショナルな洋服にあえてデザインを施すのであれば、その意思に深く共感できなければならないと思うのです。ワイスのブランドテーマは、「失われたアメリカに思いを馳せる夢物語」。憧れでもあり、共に真のアメリカを追い求める同志として、ユーソニアングッズストアではこれまでもこれからも強くおすすめするブランドです。