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アメリカ道中記～アイビーリーグ買付け編～

先日夜にアップしたインスタ、アンテナバリサンのみなさんのことなので、このブログが近々アップされることは火を見るよりも明らかだったことだと思います。その通りです。アイビーリーグ買付け編です！

今回の旅の目的は、大きく分けて2つありました。ひとつは、インディビを始めとした各所ブランドとの商談。そして2つ目が、大学生協での買付けです！そう、車を借りて時間をかけてアメリカ東海岸を旅した主な理由は、この大学買付けにあります。数州を股にかけての移動だったのですが、やはり広いアメリカ、買付けとなると電車やタクシー等ではムリがありまして、車でズバッと移動する計画に。おかげさまで良い旅路になりました。

ニューヨークでの商談をすべて終え、僕らが向かったのはマンハッタンより少し東北にかけて移動したところにあるコネチカット州はニューヘイブン。トラッドマンなら知らぬ人はいない、あのイェール大学のテリトリーです。マンハッタンと比べ、幾分か歩きやすい緑に囲まれた街中を抜けると、いつの間にかあたりはイェールの校舎や敷地になっていました。大学が街に根差しているのがよくわかります。

観光客の数はさることながら、オープンキャンパスに来ているであろう家族もたくさんみました。1701年に設立された大学だけに、建物の情緒は他の追随を許さないほどの歴史を感じさせる作り込みでした。観光客が多いのも頷けます。

寮から授業へ向かう生徒たち。

ひとしきりイェールを堪能した後は、いよいよ本命のブックストアへ！学生たちも自身のスクールグッズを購入するブックストアは、文房具や教材、本の他にも、大学印のスウェットやキャップなども置いていて、まさに学生のための洋品店といった具合。スウェットはじめ、いろいろと買付けて参りました！

さて、次に向かった大学はニューヘイブンからボストンへ北上する丁度あいだに位置する、ロードアイランド州プロビデンスのブラウン大学。地味な印象が強い同校かもしれませんが、弁護士として活躍した、大統領であるジョン・F・ケネディの息子、ジョン・F・ケネディ・ジュニアや、女優のエマ・ワトソンを始めとした、政治意識の高い著名人を多数輩出している大学です。あとなんといっても、スクールカラーと大学名が同じところがナイスですよネ。

ブラウン大学正門

イェールと比べ、学園都市感がないブラウン大学周辺は、すごく暮らしやすそうないい空気。いい意味での「いなたさ」も感じられて、住むならこんなところがいいなァとキャンパス内を散歩する老夫婦を眺めながら未来に思いを馳せました。

車を走らせおおよそ2時間。ボストンに辿り着いた我々が向かったのは、最難関のアイビーリーグとも名高い、あのH。
ハーバード大学！

奥に見えるビル群がボストン市内

COOPに到着！

ともあれ、まずは腹ごしらえにニューイングランドクラムチャウダーを堪能したあとは、ハーバード学内を見学です。

すごく「テイクアイビー」な空間

観光客らしく

イェール同様、街全体が大学の恩恵を受けているようで、歩けばどこかに”H”を見つけられるような状態。大学のブランド力がよくわかります。COOP（生協）も規模がケタ違いで、メインの店舗はなんと4階建て！他にも点在するCOOPをいろいろ回って、良い買付けができました。

ハーバードの学生たち。ナイキの下にはハーバードの校章が！

ボストン市内、なんだか雰囲気の良い靴工房

さて、いよいよラスト。全8校あるアイビーリーグの内、唯一やたらと離れた場所に位置する故に、狙っていかないとなかなか訪れられないのがダートマス大学。マサチューセッツ州ボストンからさらに北上したニューハンプシャー州~~レバノン~~(12/5ハノーバーでした)にある同校は、紅葉が始まりつつある10月に向かうには最高でした。これぞアメリカのアウトドアカタログでしか見たことがないような風景です。