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IZOD, G.H.BASS, BROOKS BROTHERS AND MORE… EAST COAST VINTAGE!

昨日は久々にスタッフ3人揃って出勤、徹底的な大掃除デーとなりました。新年にみなさまをお迎えする準備を整えて、今日からゆっくり冬休み。とはいえ、年末年始もインスタとブログは更新を続けます。来たる23年1月6日(金)の営業再開に向けて、例年以上にバラエティに富んだトピックスをご用意できました！

さて、気になる今夜の題目は？
インスタでチラ見せしていたので、お待たせしましたという感じでもありますが。23年のニューイヤースペシャル、まず初めにベールを脱ぐのはみんな大好きアメリカンヴィンテージ。カイがアイビーリーグを回って買い付けたオフィシャルグッズの品々は盛況で記憶に新しいですが、実はその道中、各地で着々とヴィンテージハントを並行していたのです！

ひとくちにアメリカンヴィンテージと言っても、ただやみくもに古着を集めたわけではありません。インディビジュアライズドシャツのフラッグシップとして、普遍的なアメリカの紳士用品を楽しんでいただくために、集うのは東海岸「らしい」トラッドなブランドの名品！TAKE IVYで切り取られたようなアイビールック、ひいてはアメトラを語る上で欠かせない並びです。

もったいぶるのもここまでにして、一気に紹介していきます。

1970〜80’s IZOD LACOSTE POLO SHIRTS

伝え忘れたくないのが、本日紹介するヴィンテージはすべてデッドストックだということ。水を通されていないアイゾッド、ここまで集まることはなかなかないでしょう。

当時の販売用紙タグにはManufactured in U.S.A.の表記が！

一見ラコステそのままなアイゾッドが何者かという話ですが、巷で見かけるレプリカ品ではなく、1960〜90年代にライセンスを取得したアメリカのIZOD社が生産していたれっきとしたオフィシャル。同年代のフレラコ(フランス製ラコステ)も古着市場での人気は高いですが、スマートなシルエットのそれに対しアイゾッドは横に広く後ろ着丈だけが長いポロ競技仕様。いわばアメリカ式ラコステとして東海岸の夏を彩りました。

糸巻きタグとも称されるボビンデザインのこちらは希少な70年代ごろの初期製造品。この時代のものをメインに、サイズ、カラーまちまちに集まりました。はっきり言ってあまりに魅力的で貴重なのでスタッフは購入禁止……なので、せめてこの素晴らしさを分かち合いたいという気持ちです！

どうせ捨ててしまうのに、袋入りにテンションが上がるのは何故か。こういうのをロマンと言うのでしょうか。それにしても1つとして漏れずグッドカラー。来夏の主役は早くも決まりですね。

1970〜80’s G.H.BASS TASSEL LOAFERS

ポロシャツでも、スウェットシャツでも、スーツであっても、アメリカンスタイルで絶対に欠かすことのできないステイプルがローファー。中でもモカシンの聖地メイン州で誕生したG.H.BASSのローファーはアイビールック全盛の50年代から現在まで主役であり続ける名品です。

Princeton University students (TAKE IVY)

ローファーの種類にもいくつかありますが、アッパーに飾りのついたタッセルローファーは50年代のスーツシーンで爆発的ヒットとなったスタイル。古いバスのローファーは個人的に好きで何足か履いてきましたが、デッドストックのタッセルは初見です。ぱっと見では分からない部分ですが、定番だからこそMADE IN USAが嬉しい。

全ペア箱付きのデッドストック

大から小までサイズも幅広く、ペニーローファーも1ペアだけあったような……？

1990’s BROOKS BROTHERS POPLIN SHIRTS

アメリカントラディショナルの歴史を紐解くのであれば、結局はこのブランドに始まり、このブランドに終わることになります。インディビとも非常に繋がりの深いアメトラの雄、ブルックスブラザーズ。初めにご紹介するのはやっぱりシャツ、それも袋入りのデッドストック！

デッドストックだからこその、なめらかでハリのあるブロードクロス。インディビでいうところのトラディショナルカラー、短すぎず長すぎずな絶妙なポイントレングスの襟。もちろんフロントポケットは代名詞のVヘムと、これさえ持っていれば間違いない！組み合わせの1枚です。それぞれ数は限られますが、ネックサイズで14Hから17までラインナップ。アメリカ製のブルックスシャツは近年高騰を続けるヴィンテージの1ジャンル。悔しいですが、このようにまとめて集められる機会は減っていくばかりでしょう。

シャツとスーツ、ぜひともデッドストックのセットで