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DICKSON: FOR REAL WORKERS

リアルなアメリカってなんだろう。ここがニューヨークではなく東京だからこそ、常にアンテナを張ってその答えを探し続けているわけですが、そんな疑念に正面から突っ込んでくるブランドがありました。

いかにも作業着なキルトステッチのポリエステルシェル。グローブをはめた大柄なアメリカ人の手もすっぽりと入りそうなポケット。お世辞にもファッショナブルだとは言えない男らしい雰囲気。

DICKSON

1946年アイオワ州デモインにて、Arthur D. Dicksonが設立。食品業者向けの綿のワークウェアを主な製品として誕生し、沿岸警備隊のライフジャケットやハンティング用のゲームバッグ、ブッチャーコートなどを生産した歴史がある。1965年からは、極寒の冷凍室の中でも充分な防寒ができる作業服の生産を開始し、食品業界から多くの支持を受けている。その後も親子3代に渡りアメリカでの生産を継続し、国内外に最高品質のワークウェアを提供し続ける。

高い保温力を生むのはパンパンに詰められた中綿

今秋冬に新入りとなった生粋のワークウェアブランド、ディクソン。

QUILTED INSULATED JACKET IN NAVY
16,280 IN-TAX

ファッションのスタイルを構築する上で、「何々っぽい」は共有しやすく重要なキーワード。だからこそ、ワークテイストとかミリタリーテイストといったような抽象的な表現が多用されるわけですが、これは作業服として厳しい環境下で活躍する正真正銘のワークウェア。モノとしてのカタチに味付けがされていないことももちろん魅力的ですが、ミリタリーだってアウトドアだってオリジナルという響きがなんだか嬉しい。

QUILTED INSULATED JACKET IN BLACK
16,280 IN-TAX

ディクソンが誕生した時代には、広大な農村地帯であったアイオワ州。しかし80年代ごろからは農業だけにとどまらず食品の製造加工やバイオテクノロジーなどさまざまな経済分野で先進的に発展を続けます。この変遷の中でメイドインUSAを貫きながら生き残り、その地で働く人々を支え続けるキルティングジャケットは、もはや歴史の一部と言えるでしょう。

気分はすっかり冬の中

とにかく軽くて暖かく、そしてこの金額！リアルな作業着だからこそ手に入れることのできるバランスと言えますね。もちろんステッチやジッパーは非常に丈夫で、同系色で切り替えられた襟袖のナイロンリブもタフなつくりです。キルティングはダウンや中綿でもっとも効率よく防寒するためにアメリカで生まれた意匠。無骨なスタイルは、まもなく入荷予定のフランネルシャツとも相性が良さそう。

例のごとく少数の入荷です。お試しはお早めに店頭へ！

ショーゴ

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