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FIND MY TEE: SOFT GOODS

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先日のブログで夏はもう目と鼻の先、なんて言っておきながら今から突入するであろう梅雨をすっかり忘れておりました。どんよりとした空のもと、いつもと同じ彩りなんてのはつまらないでしょう。

入荷してから少し時間がたってしまいましたが、アメリカはミシガン州デトロイトでスタートしたスウェット・カットソーメーカーである”SOFT GOODS(ソフトグッズ)”より色のあるTシャツのご紹介。
数か月前のブログにてスウェットを紹介したあのメーカーです。

まだあまり知名度が高いとは言えないメーカー、改めて少し触れてみたいと思います。
ソフトグッズは2018年にJosh Yorkによって設立し、現在もパターン作成・裁断・縫製までのすべての生産作業が地元デトロイトに持つ自社工場にて行われています。こだわりとして「スローファッション」を掲げている理由は、何年も着ることのできる製品を目指し最高品質の素材と構造で耐久製と着心地の良い製品作りをめざすことから。衣類としてのサイクルは年々早くなってきているように感じる昨今において、このようなスタイルをとるブランドは少なくなっているというのが正直なところ。古いやり方を今でも?いや、オールドスクールを愛せるメーカーです。

どうせ着るなら長持ちに越したことはありません。ただ、その”どうせ”だけの感情では収まり切れない魅力がそれにはあります。

SOFT GOODS
HEAVY WEIGHT CREWNECK TEE
LEAF GREEN/ NATURAL/ DEEP NAVY/ BLUSH PINK/ ATHLETIC GOLD

名前にもある9ozとは生地の厚みを表す値。一般的なTシャツが5~6ozで中厚と呼ばれるものに対して9ozともなると厚みがしっかりとあるいわゆるヘビーウェイト。厚手のTシャツと湿気の多い季節との相性に疑問を思う方がいることはこちらも十分承知の上です。生地に用いられているオープンエンド糸は空気の力を利用して織ることによりふっくらとしたボリュームが。日本での通常よく用いられてるリングスパン糸に比べて吸汗速乾性に優れていることにより、スポーツウェアなどに用いられているとのこと。

ただ元も子もないことを言ってしまえば、日本の梅雨は湿度の関係上なにを着ても暑いです。そんなことを言っていいのかと思われるかもしれませんがそこはもう隠しようのない事実。機能性云々は補足程度でいいのでしょう。暑いのがわかっているのであれば好きなものを着ればいいのかと、そこに選択肢の縛りは無いはず。

鮮やかな色を生み出すのはリアクティブダイと呼ばれる手法からなるもの。アルカリ性の反応液を使用して布上で化学反応を起こすことにより染料を定着させる手法のため、粒子の細かい染料が生地の中に染み込むことにより発色が綺麗になるのだそう。生地の風合いをそのまま残したまま染め上げることができる手法なので、コットン100%ボディとの相性は無類です。

入荷以来、店頭をカラフルに彩っていたこのTシャツも実は早々に1色欠けてしまっておりました。雑誌minaにて永野芽郁さんに着用していただいた”LEAF GREEN”。お問い合わせも多くいただいていましたが、このたび再入荷が決まりました。
気になっていた方、ご連絡お待ちしております。

驟雨のあとには虹がかかるように「雨」と「色」は切り離せない関係性。虹色とまでは言わないまでも、雨降る中に1色くらいはとりいれるのもいいかもしれません。
夏はもう目と鼻の先、もとい梅雨はもう目と鼻の先。傘とTシャツの準備は忘れずに。

山崎

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2024/06/14