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RECOMMENDATION FOR CUSTOM ORDER : INDIVIDUALIZED SHIRTS VOL.3

INDIVIDUALIZED SHIRTS |

こんにちは。三森です。

 

早くも7月に入り2025年の半分がもう終わりました。時間の流れは速いなと感じつつも日本の夏が長いなと。先日店頭にてJUTTA NEUMANNをご購入いただいた方は長いシーズン履くことが出来るので今年の夏には慣らしたいですね。

 

高橋、山崎に続きオーダーシャツのご紹介です。この時のオーダーが自身で2回目となりました。最初のオーダーはこちらから

 

やっぱりINDIVIDUALIZED SHIRTSといえばOXFORDの生地!というイメージが強いはず。やはり店頭の定番で一番枚数が揃っているからでしょう。私も最初はOXFORDの生地をオーダーしました。カジュアルなシャツはそれなりに増えたのですがクローゼットを見るとまだまだ物足りなさがあります。

その中でも「ドレスシャツ」が手持ちで無いことに気づきました。なので今回のオーダーではジャケットの中に着用したいシャツをテーマに仕様を決めました。(皆様がオーダーする際はノープランでも大歓迎です。)

 

 

一枚目は王道に白シャツで。

 

 

A15WBO-W

 

 

Top of the line=最高級のと名のついたスワッチ。肌触りも良く光沢があるのが特徴のシーアイランドコットンで生地は白いブロード中でも高級な生地にしました。ブロードなのでスチームをかけてパキッと着たい生地ですね。この時期のアイロンは暑くて嫌になるときもありますが綺麗に着る為には耐えることも容易いです。結婚式やパーティに着ていけるようなシャツにしたかったからです。8月に結婚式があるのでタイミングは良かったです。

今回の仕様のポイントは襟とカフです。

 

 

まずはカフから。

 

RF

RF(ROUND CUFF)と書かれているこのカフはダブルカフス仕様。そもそもダブルカフスとは何でしょう?という方もいらっしゃると思うのでこのカフスについてお話します。

17世紀のフランスやイギリスが起源となります。当時の貴族たちは装飾の高いレースの袖口を着用しておりこれがダブルカフスのルーツとされています。

現代的な形になったのは19世紀頃。下着としてではなくファッションとしてシャツが確立され始めました。取り外しが可能なカフスが誕生し、この時期にカフリンクスで留めるスタイルが普及し始めました。

 

1930~1950年にかけてダブルカフスはドレスシャツの定番になりました。この頃から現代までダブルカフスはフォーマルな印象を与える仕様になったと言えます。

アメリカでは弁護士などのエリート、ファッション意識が高い人たちが着用していました。

 

ダブルカフス自体がフォーマルな位置づけでスクエア型が一般的でクリーンな印象ですが遊び心でラウンド型に。主にブレザーやジャケットのインナーにするつもりですがカジュアル合わせも視野に。羽織物は涼しくなってから模索していきます。

 

既製品だと中々見る事が無いダブルカフス。とことんドレス仕様にしたくて選びましたがもう一つ理由がございまして・・・

 

 

Pat Bedonie

サンバーストカフリンクス

 

これを付けたくてダブルカフス仕様にした節があります。8割くらいこっちの理由に傾いてるかもしれません。ジャケットの裾から覗くこの感じがたまらないです。

インディアンジュエリーのカフリンクスは探せば全然あったりします。こちらはなんとお店の為に特別に作ってくれたそうです。サンバーストの中央は14K。周りに広がる模様がSILVERの。名前の通り太陽をモチーフに作られています。店頭にリングのご用意はあるので気になる方は見に来てください。次はタイピンもインディアンジュエリーにしようかなと思ったり。

 

シャツの話に戻します。

 

H-9S-M

襟はH9SMをチョイス。

小ぶりなポイントレングス、少し開いたこの襟。Fashion Spreadと名前がついています。ワイドカラーにしつつもネクタイを巻くときはプレーンノットかハーフウィンザーノットくらいにしたい。かつ結婚式やパーティシーンなどでボウタイを巻きたい。

もちろん普通のレギュラーカラーでも良いですがせっかくならどちらも綺麗にみせたいという思いからこの襟にしました。

着用したらこんな感じです。

 

 

 

INDIVIDUALIZED ACCESSORIES

REPP STRIPE TIE

 

FINE AND DANDY

BOW TIE

 

 

シアサッカーにベージュチノでクラシックなスタイルに。足元はタッセルローファーです。タイだけ変えてみましたがいかがでしょうか?

個人的にはかなり満足いく仕上がりになりました!着てみて気付きましたがノータイでボタンを開けて着るのも良いかなと思ってます。

 

他の仕様はこちらになります。

 

・ポケット無し

・PLAIN FRONT

・SHOULDER PLEAT

・SHELL BUTTONS

・EDGE STITCH

この辺りもアメリカンなシャツというよりかはドレスシャツに重きを置いています。

カジュアルな生地のシャツばかり着ていたのでかなり新鮮です。色は同じ白でも生地と仕様が変わるだけで印象はガラッと変わります。(白以外もあります)ブレザーにオックスフォードシャツの代わりに綺麗なシャツを仕込んでみてもいいのではないでしょうか。

 

ドレスシャツを作りたいと思った時に少しでも参考にしていただけたら幸いです。

 

三森

 

 

 

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2025/07/01