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TORY LEATHER COLLECTION: TAKE YOUR PICK!

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このところ休日は山歩きばかりしてまして、例年以上に秋の心地よさにありがたみを感じています。標高によって葉が色づく時期は違うので、山を選べば1か月以上も紅葉のピークを楽しめるというわけです。紅葉が終われば今度は雪景色。一年中休ませてはくれません。

さて、東京でも深まる秋にぴったりなアメリカンプロダクツが集まります!

1976年、ペンシルバニア州で誕生したトリーレザー。自社工場でのハンドメイドを貫くアメリカ製のレザーベルトを、今まで展開の叶わなかったモデルも含めてバリエーション豊かに集めることができました。

定番として人気のある型のリストックはもちろん、カタログに掲載のないスペシャルモデルまでも……? とにかく盛りだくさんなラインナップが店頭に並ぶのは11月3日の祝日から。アメリカから到着した大量の荷物をまだ整理している最中なのでアイテムの詳細は直前にブログを書きますが、そもそもトリーレザーがどんなブランドかご存知でしょうか。

馬具メーカーとして名を馳せるトリーレザー、現在でもメインビジネスとしてハーネスやストラップを手がけるからこそ、耐久性の高いブライドルレザーを贅沢にファッションベルトにも用いることができます。強力な負荷がかかる競技ですから、オイルの含有量が豊富なブライドルレザーはさまざまな部品に欠かせない存在。とにかくコストパフォーマンスに優れる理由もここにあるというわけです。

使われるレザーを生産するのは同じペンシルバニアに工場を構えるWickett & Craig(ウィケットアンドクレイグ)。北米最古の歴史を誇るタンニンなめしを専門とするタンナーで、トリーレザーのベルトにもなる「イングリッシュブライドルレザー」はウィケットアンドクレイグの商標。正真正銘のアメリカンレザーですが、ヨーロッパへの浸透を考えてブライドルレザーの元祖であるイングリッシュをネーミングに使っているようです。


Wickett & Craig (Official HP)

実はフィルソンのバッグのレザーパーツを手がけるのも同社。他にも馴染みあるブランドではフローシャイムとコラボしていたりと、さすがに世界的タンナーなだけあって名の知れた卸先が多いです。

ファッションの世界でブライドルレザーというと、硬質である反面乾燥によって表面にヒビが入る印象もありますが、イングリッシュブライドルでは最高品質の北米産アンガス牛皮を使用して馬具として耐えうる柔軟性を確保しています。こんな経緯で素材も製造もペンシルバニアで繋がる生粋のメイドインUSAベルト。これが1万円とそこそこで手に入ってしまうのは物価高騰著しい現代において正直反則では?

11/3(木)からのラインナップでは、おそらく日本国内で最大であろうボリュームをご用意。トリーファンのみなさまはもちろん、長く相棒として付き合えるレザーベルトをお探しの方はぜひともご来店ください!

それでは、続報のブログをお楽しみに。

ショーゴ

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2022/10/28