いつもより早い時間から空が暗くなってきました、いよいよ台風が急接近といったところでしょうか。本日紹介するのはユーソニアングッズストアの定番であり、アメリカンカジュアルの王道「シャンブレーシャツ」、最高に蒸し暑い今まさに紹介したいシャツ…なのですがその前に、明日が最終日となるセトルマイヤーズオーダー会のご案内を再度。初めてブログをお読みいただく方は、この記事とこの記事を要チェックです。
ヴァーシティージャケット(スタジャン)とコーチジャケットをカスタムオーダーできるイベント、選べる素材はウールとレザー合わせて50種類以上、フロントのスナップボタンだけでも32種類。

ほんの一例ですが赤系のウール生地だけでも5種類、一生悩めるは冗談だとしても、色だけで数日間は間違いなく悩めます。とはいえイベントの会期は明日まで、ということで本日インスタグラムに全素材を載せて投稿しました。写真だと伝わりづらい色も多いですが、カタログ代わりにイメージを膨らませて明日に備えてくださいね。

若かりし頃に手にしたあのスタジャン、今の感性で作りあげるファッショナブルなスタジャン、どんなデザインも自分の想像力次第です。

 

さて、それでは本日の本題シャンブレーに参ります。

ユーソニアンで取り扱いのあるシャンブレーシャツは現在3種類。そもそもシャンブレーって何だろうという方に向けて簡単にご説明すると、経糸に色糸(主に青系)、緯糸に白糸を使用した平織の生地。色糸の見える割合が大きい構造なので強めに色が出つつも、うっすらと浮かぶ白が霜降りのように程よいカジュアル感を醸し出してくれます。通気性が良く強度も兼ね備えていることから、アメリカにおいては古くからワークシャツやプリズナーシャツに、また長い間海軍のシャツ素材として使われてきました。パッと見ただけで武骨な雰囲気が感じられるのも、そういった歴史的な背景、イメージがあるからでしょうか。
もちろん、現代においてはワークミリタリー云々関係なくアメリカンカジュアルの代表的なシャツ素材。白のオックスフォード、カラフルなキャンディストライプ、シャンブレーもこれらに肩を並べる大定番なのです。

HERITAGE CHAMBRAY STANDARD FIT BD 28,600 in-tax

まずは店頭に並んでいるシャツの中でも1、2を争う人気のヘリテージシャンブレー。節の残る太番手の綿糸で織られたこちらは、ラインナップの中でも特にカジュアルな印象。生地自体は古いワークシャツを思わせる正にヘリテージな雰囲気ですが、それがボタンダウンになると使いやすいトラッドな面構えに。いつもなら14Hのところ16を選んでゆったり着てみました、カジュアルでアウトドア感の強い装いです。ちなみにこちらの”ヘリシャン”、縦方向に縮みやすい素材ですのでサイズ選びの際は余裕を持たせてくださいね。

CAMBRAY STANDARD FIT BD SHIRT in LIGHT BLUE 26,400 in-tax

続いてこちらのシャンブレー、頭に何もつかない無印のシャンブレー。一目見ただけで違いが分かって頂けると思います。細番手の糸を使用しているからこその、はっきりと浮き出る光沢感、高級感。さきほどのヘリシャンが正統派なアメカジ顔だったのに対し、幾分もドレッシーな雰囲気。店頭での注目度こそ高くはありませんが、こうして着て写真を撮ることで格好良さが伝われば嬉しいです。カジュアルとドレスの超イイトコドリなのではないかと、ブログを書きながら再認識させられているのです…

CAMBRAY STANDARD FIT BD SHIRT in BLUE 26,400 in-tax

最後は同じく「シャンブレー」の少し濃いブルー、先ほどの色がライトブルーです。写真だと色が伝わりづらいですが、実際にはだいぶ変わってシックな印象。カジュアルな装いだけでなくネクタイを締めてクラシックなスーツのインナーに、なんていう使い方もハマりそうな一枚、こちらのシャツのみオンラインには追って掲載しますのでしばしお待ちを。

ポリエステル混紡で作られることも多いシャンブレーシャツですが、インディビは勿論100％コットン。アメリカンシャツ素材の代表格であるシャンブレー、是非店頭で見比べて、着比べてみてください。

天気予報では、昼頃には通過しそうな明日の雨雲。
スタジャンと沢山のシャツをご用意して、12時からお待ちしております。

ショーゴ

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