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AMERICAN CASUAL STAPLES

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アメリカを代表するシャツメーカー、INDIVIDUALIZED SHIRTSの旗艦店であるUSONIAN GOODS STOREでは、シャツの脇を固めるのもアメリカンメイドで現存するブランドや実際に愛される品々。年が明けてからはINDIVIDUALIZED CLOTHINGのコートやヴィンテージのBROOKS BROTHERS、ALDENとドレスな方面のアイテム紹介が続いていましたが、シャツの出番は何もドレスだけではありません。むしろもっと日常的な、広義で言い表せばアメリカンカジュアルなスタイルの中でも楽しんでいただきたいのです。

というわけで本日は、シャツを主軸とするアメリカンカジュアルにおいて絶対に欠かせないブランド3選。ご存知の方も多い並びだとは思いますが、改めて簡単に復習ということでご容赦ください。

BILLS KHAKIS


アーミーチノさながらコシのあるコットンツイル

第二次大戦時に米軍へ支給されたパンツのクオリティに魅せられたビル・トーマス氏が、その品質を現代で再現すべく創業したのは1984年。以来40年もの間、カジュアルパンツ専業でアメリカ製を貫く魂のこもったメーカーです。流行り病の影響で一時存続が危ぶまれながらも、昨年見事にカムバック!


ORIGINAL TWILL “M1”


CEMENT / BRITISH KHAKI / KHAKI

専業メーカーなだけあってラインナップは幅広いものの、USONIAN GOODS STOREでストックするのは主に2型。アーミーチノそのままのフォルムを楽しむことのできるワイドストレートのM1に、わずかにテーパーしたほどよい太さが実にアメリカンカーキらしいM2という並びです。いずれも深い股上は、シェイプするシャツウエストと抜群の相性。シャツインでクラシックに装うならこれ以上の選択肢はありません。


今なら充実の在庫状況です!

ビルズカーキが掲げるテーマは、”THE ORIGINAL AMERICAN”。日々の相棒に、MADE IN USAで最高にオーセンティックな1本をどうぞ。

RANCOURT

1967年、モカシンの聖地メイン州にて創業。コールハーンやラルフローレン、ブルックスブラザーズなど名だたるアメリカブラントのOEMを請け負いシューズメーカーとして確固たる地位を築きました。

ランコートの特徴は、当時より製法を大きく変えずにメイン州で製造を続けているという点。オーセンティックな4穴のレンジャーモックに加え、ほとんどモカシンシューズのオリジンといって差し支えない一枚革のスリッポン、そして夏場に素足で履きたいアイコニックなキャンプモックと、アメリカンモカシンを極めし存在です。


BAXTER RANGER MOC / VENETIAN LOAFER

ランコートの特徴は、当時より製法を大きく変えずにメイン州で製造を続けているという点。オーセンティックな4穴のレンジャーモックに加え、ほとんどモカシンシューズのオリジンといって差し支えない一枚革のスリッポン、そして夏場に素足で履きたいアイコニックなキャンプモックと、アメリカンモカシンを極めし存在です。


ブランドの代名詞とも言えるレンジャーモック


もっと軽やかに履くならキャンプモック!

G.H.バスやセバゴのような、いわば代表格が製造拠点を国外に移す中で、メイン州に残り粛々と革を縫うランコート。現在では自社ネームのブランディングにも成功し評価を高めていますが、すべて必然のストーリーなのかもしれません。


一枚革のベネチアンはモカシンシューズのオリジン

FILSON

先にご紹介したビルズカーキ、ランコート同様に長くアメリカンカジュアルスタイルを支えるフィルソンですが、ブランドの設立はなんと1897年。100年以上という桁違いの歩みの長さは、彼らが真のフィールドウェアだけを作り続けてきたことに起因します。


ACRYL WATCH CAP / DOUBLE FRONT JEANS

数多くの名作を生み出してきたフィルソンですが、その歴史を語るのであればまず手に取らなくてはならないのがMACKINAW WOOL CRUISER(マッキノーウールクルーザー)。北極海とアラスカに挟まれたクロンダイクで起きたゴールドラッシュ、凍てつく寒さと戦う探検者のための行動服。ペンドルトン製のバージンウールを用いて仕立てられるマッキノ―ウールクルーザーは、ダウンジャケットが誕生するはるか昔からアメリカを代表する冬のアウトドアウェアでした。


MACKINAW WOOL CRUISER & VEST

何より感銘を受けるのは、そのスタイルが20世紀のはじめよりほとんど変わっていないということ。実用を考えて生み出された本物には、時代やブームなど関係ないのでしょう。


MACKINAW WOOL CRUISER

“MIGHT AS WELL HAVE THE VEST” = 「どうせ持つなら最上のものを」。創業者CLINTON C. FILSONが残した言葉はスローガンとなり、これまでもこの先も廃れることはありません。


毎年限定色がリリースされるのも定番だからこそ
23年もお楽しみに

ここからおすすめのアメリカンカジュアルコーディネート。


ACRYL WATCH CAP (FILSON)
MACKINAW WOOL CRUISER (FILSON)
ORIGINAL TWILL M1 (BILLS KHAKIS)
GILMAN CAMP MOC (RANCOURT)


MERINO BEANIE (AMERICAN TRENCH)
CAMBRIDGE OXFORD BD (INDIVIDUALIZED SHIRTS)
HOGAN V-NECK SWEATER (USONIAN SPORTSWEAR)
ORIGINAL TWILL M1 (BILLS KHAKIS)
BAXTER RANGER MOC (RANCOURT)

ここのところの寒波は凄まじいですが、我らがINDIVIDUALIZED SHIRTSの春夏コレクションがいよいよ仕上がり間近とのことで、気分も一気に明るくなりますね。こちらはおそらく来月上旬に。みなさまどうぞお楽しみに!

ショーゴ

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2023/01/25