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INDIVIDUALIZED SHIRTS 23AW: HEAVY FLANNEL OVERSHIRTS

INDIVIDUALIZED SHIRTS | INDIVIDUALIZEDSHIRTS

地厚なコットンフランネルなんていうフレーズだけで振り向いてしまうのがアメカジ好きの性ですが、インディビのコレクションを見てもそのイメージは間違っておらず、秋が近づけばフランネルが到着するのは毎年お決まりの流れです。例に漏れず今シーズンもタッタ―ソールやらハウンズトゥースやら魅力的なネルシャツが届く中で、明らかに異彩を放つのがこちら。

Individualized Shirts 23AW
HEAVY FLANNEL OVERSHIRTS
Plaid / Stripe
35,750 in-tax each

「オーバーシャツ」ということで、いつもより横にたっぷりとしたシルエット。既存のアスレチックフィットをベースにしつつも、ワイドなスリーブと袖先のアジャスタブルボタン、既製品としては珍しいダブルフラップポケットでいつもとは違うムードです。ただ単にサイズが大きいのではなく、シャツやセーターの上から羽織れるようにゆとりが確保されている。ここがミソ。

一足先に入手して1か月ほど着用と洗濯を繰り返してみました。さすがに序盤は暑かった。

まだまだ中に着られてシャツ1着といった気候ですが、少しずつ秋が深まるこれからの時期がメインの出番になりそうです。100％コットンのフランネルはなんと11オンス。ヘビーネルなんて言われるジャンルではありますが、ドレスシャツを得意とするインディビのシャツメイクだというのが嬉しいギャップです。シャツスタイルは最高にアメリカンカジュアルですが土臭すぎることはなく。60、70年代のアウトドアブランドっぽいとか、パターンがラルフローレンっぽいとか、さまざまアピールできますがウンチク抜きにしてとにかく着やすく頼ってしまうというのが1ヵ月目のレポートです。

生地に目を向ければ、おそらく7、8回は洗濯してすでに風合いが変わりはじめています。どちらかといえば滑らかだった生地の表面は毛羽立ちがより強く、がっちりと織りが詰まった印象。現に身幅、着丈、裄丈がそれぞれ約1.5cmずつ縮みました。L、XL、XXLと大きいサイズでご用意しているのでこのあたりも考慮しつつ着比べて悩んでください。ちなみに、ふだんクラシックフィットの14.5を着るわたしでLを選んでいます。